こんにちは、サハラです!
今日は「終活って、どう始めればいいの?それって終わったら何が起きるの?」
みたいな疑問に対して、わりと本気で向き合ってみようと思います。
というのも、終活って聞くと、
- 「いや、まだ元気だし…」
- 「なんか、縁起でもないなあ…」
みたいな反応、多いじゃないですか。
気持ちはすごくわかります。
なんとなく不安になるし、ちょっと切ない響きもあるし。
でも実は、終活って、
「人生の棚卸し」
みたいなもので、整理した後は思った以上にスッキリした気持ちになるんです。
しかも、家の中が片付くと…リフォームもやりやすくなるんです。
これ、意外と知られてないけど超大事なポイントです。
というわけで、今回は「終活って何から始めればいいの?」というところから、
「整理が終わったらどんなリフォームができるの?」まで、
ゆるっとお話してみますね。
目次
「終活って何?」
まずはそもそも論から。
終活っていうのは、かんたんに言えば「今のうちに、いらないモノや情報を整理しておくこと」です。
死んじゃったあとの“遺品整理”とは違って、
まだ自分で元気に判断できるときに進めるものです。
「遺された家族に迷惑かけたくないから…」という目的もありますが、
それ以上に、自分の人生を振り返って、身軽になっていくプロセスでもあるんです。
たとえるなら、
長い旅行から帰ってきたあと、
カバンの中の荷物を全部出して、
「ああ、これもういらないなあ」
って思う感じ。
あれを人生スケールでやるイメージです。
よくあるアドバイス「とりあえず捨てましょう」の落とし穴
終活の話になると、たいてい出てくるアドバイスがあります。
それが「とにかく物を捨てましょう!」
まあ、分かります。
不要なモノを捨てるのが整理の第一歩だって。
でも、これがなかなか難しい。
たとえば、「思い出のアルバム」とか「子どもが小さい頃に描いた絵」とか。
ぜったいに捨てづらいですよね。
ていうか、捨てられないんです。
人間ってそんなに合理的じゃない。
また、「いつか使うかも」
と思って取ってあるモノも、
本当に「いつか」が来るかどうかは微妙だったりします。
とはいえ、すべてを取っておくのも難しい。
この“捨てるか、取っておくか”の間で、
揺れに揺れるのが、終活の最初の壁だったりします。
「捨てなくてもいい整理」っていう発想
じゃあ、どうすればいいのか?
個人的には、
「捨てなくてもいい整理」
から始めるのがおすすめです。
たとえば、次のようなやり方。
①カテゴリごとに仕分けする
洋服、書類、写真、思い出系…みたいに分けて、それぞれ“残したいもの”と“迷ってるもの”で分類します。
②“迷ってる”ものは一時保管する
いったん「保留ボックス」みたいな箱に入れて、半年後に再チェックします。すると、意外と「なんでこれ迷ってたんだろう…?」となったりします。
③“記録する”という整理の仕方もある
捨てる・捨てないの二択じゃなくて、「分ける」「記録する」「預ける」といった中間地点を作ることで、ハードルがグッと下がります。
モノだけじゃない「情報の整理」も大事
あと、けっこう忘れがちなんですけど、
「デジタル遺産」も整理しておくと安心です。
たとえば、
- スマホのロック解除の方法
- ネット銀行や証券口座の情報
- サブスク(Netflix、Amazonプライムとか)の解約方法
- SNSのアカウントやパスワード
こういうの、家族はびっくりするくらい分からないんです。
というか、探しようがない。
だからこそ、紙のノートにまとめておくのは、やっぱり強いです。
最近だと、書くだけで“頭の中の整理”にもなるようなエンディングノートもたくさんあります。
もし「どれを使えばいいの?」と迷ったら、ぼくがいいなと思ったものを紹介しておきますね。
“書いてみる”ってけっこう気持ちいい作業です。
また、デジタル遺産について詳しく書いてる記事もあるので良かったら見てください。

整理が終わったら…リフォームがしやすくなる?
で、本題の「リフォーム」についてです。
生前整理が終わると、家の中のモノが減ります。
つまり、“空間”が増えるんです。
そして、スペースができると、
「あれ、この部屋、もっと快適にできるのでは…?」
という欲が出てきます。
よくあるのが、こんなケースです。
『物置きだった和室を趣味の部屋に』
畳をフローリングにして、机と椅子を入れると、読書や手芸が捗る空間に変わります。
『不要になった家具を処分して、リビングを広くする』
テレビボードを減らして、壁掛けテレビやスタンド式にするとスッキリします。
『収納を1か所にまとめる』
大型の収納を作って、服・書類・写真などを一箇所にまとめると、「あれどこだっけ?」が減ります。
なんというか、整理のあとは
「自分が暮らしたい空間ってなんだろう?」
ってことを、ようやく考えられるようになるんですよね。
使ってないモノ、どう処分する?の答え
で、整理を進めていくと、だんだん出てくるのが…
- 「このタンス、もう使ってないけど、捨てるの大変だな…」
- 「ソファも古くて座らないけど、どうやって運ぶの…?」
という、“大型アイテムどうする問題”です。
ぼくも昔、祖父母の家を片付けるときにソファベッドを解体してて、途中で心折れそうになりました。
六角レンチって、途中から信用できなくなってきますよね。
そんなときは、不用品回収のプロに頼むのが手っ取り早いです。
最近は、電話一本とか、ネットからサクッと依頼できる業者も増えていて、びっくりするくらいラクです。
料金も明朗だったりするので、「ちょっと頼んでみようかな」くらいの気持ちでOK。
良さそうな業者さんを紹介してくれるサービスもあるので、試してみるのもアリです。
不用品回収なら【一括見積コンシェルジュ】
とはいえ、「全部やる必要」はまったくないです
ここまでいろいろ書いてきましたが、
「やらなきゃいけない」と思うと、急に重たくなるんですよね…。
でも、生前整理って、そもそも義務じゃないです。
- 「ちょっと整理してみようかな」
- 「この部屋だけ片付けてみようかな」
みたいな、“気が向いたらやる”くらいでいいと思います。
無理して一気にやると、疲れますしね。
むしろ、「これを残しておこう」と思えるものに気づけたら、それだけで十分整理になってる気がします。
というわけで、ゆるっとまとめです
終活って、なんとなく重く感じがちなんですが、実は「今をよりよく生きるための準備」だったりします。
物を減らすだけじゃなくて、自分にとって大事なものを再発見する時間だったりもします。
そして、その整理が終わったあとは、ちょっとしたリフォームで生活がぐんと快適になる可能性もあるんです。
全部やろうとしなくてもOKです。
小さく始めて、ちょっと楽になる。
それがいちばんです。
その“最初の一歩”として、エンディングノートを買ってみたり不用品整理のサービスに連絡してみるのも、いいかもしれません。
ではでは、今回はこのへんで。
読んでくださってありがとうございました〜!