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魔法びん浴槽は得か?損か?

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ありがとうございます。
平成26年12月26日の閣議決定により
省エネ住宅ポイント制度がスタートします。
一定の省エネ性能の基準を満たしていれば、
新築住宅や完成済みの住宅を購入した場合に
300,000ポイントが発行され、商品券や
地域の特産品などと交換する事が出来ます。
また、省エネを目的としたリフォームに
対してもポイントが発行されます。
発行される工事内容は
①窓の断熱改修工事
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③設備エコ改修
 ・太陽熱利用システム
 ・節水型トイレ
 ・高断熱浴槽
 ・高効率給湯機
 ・節湯水栓
このようなリフォーム工事をする場合
各項目に決まったポイントが発行されます。
今回はこの中で高断熱浴槽について詳しく
お伝えしたいと思います。
まず高断熱浴槽のリフォームを行うと
24,000ポイントが発行されます。
まず、高断熱浴槽の説明から行います。
「魔法びん浴槽」
(メーカーによっては名称が違いますが)

と言う言葉を聞いた事がありませんか?
その名の通りお風呂のお湯が魔法瓶のように
なかなか冷めない事を言います。
保温浴槽.png
上の図のように浴槽を断熱材で覆い、
そして浴槽のふたにも断熱材が入っており、
お湯が冷めにくい仕組みになっている
と言う事です。
電気もガスも使わない事からエコと言われるのです。
しかし、どんな家でも高断熱浴槽を入れると
得するかと言えばそうではありません。
家族構成やお風呂の使い方によって
得するか、損するか変わってきます。
それではどんなご家庭には
得なんでしょうか?
まずはお風呂に入る人数が多い家庭です。
もちろん多ければ多いほど
全員が入り終るのに時間がかかりますし、
最後の方の人は追い炊きをするでしょう。
高断熱浴槽にしていれば、お湯の温度が
4時間経過しても2,5°程度しか冷めないので
追い炊きをすることがありません。
追い炊きをしたとしても追い炊き時間が
短縮されますので、ガス代の節約になります。
また、人数が少なくてもお風呂に入る時間が
バラバラなご家庭にもおススメです。
いつ入るか分からないご家庭は先ほどと
同じように追い炊きの時間短縮もしくは
追い炊き不要になりますので明らかに節約に
なります。
夜と朝にお風呂に入る方にも効果的と
言えるでしょう。
残り湯を選択に使う方も冷たい水で
洗濯するより少しでもあったかいお湯の方が
洗剤も溶けやすく、汚れも落ちやすそうです。
以上がリフォームで得する人の話ですが、
逆に損する人は先ほどの逆です。
お風呂に入る人数が少なく、入る時間も
決まっており2時間ぐらいで家族全員が
入ってしまう。
このような家には高断熱浴槽は
必要ないと思います。
只、新築分譲マンションで高断熱浴槽が
オプションの場合は建築中に商品を発注して
施工していくため、かなり安く取付する事が
出来ます。
建設会社によって金額は違いますが、
私の経験上では3万円前後だったように
思います。
そのぐらいの金額で高断熱浴槽に出来るなら
しておいても良いと思います。
追い炊き機能を使わなくするだけで電気、
ガス代が年間1万円近く節約できると
言われています。
すなわち3年前後で元が取れると
言う事になります。
ぜひおススメします。
またお風呂全体をリフォームする方に
朗報です。
先ほど省エネ住宅ポイントの話を冒頭に
しましたが、
高断熱浴槽にすると24,000ポイント
節湯水栓にすると3,000ポイント
手すりをつけると6,000ポイント
また給湯器をエコキュートやエコジョーズ
などにするとさらに24,000ポイントが
追加されます。
このように浴室という1箇所のリフォーム
でも数種類のポイントをもらう事が出来るので
かなりお得な買い物と言えるでしょう。
リフォームしようと思ってた方や迷ってる方は
ぜひこの機会にリフォームする事を
おススメします。
今回も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。