どーも!ペースケです。
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ありがとうございます。
今回はリフォーム時に使う言葉で「引き戸と引き込み戸」の違いをご説明させて頂きたいと思います。
この意味を知らないとリフォームするときに相手に間違った認識で伝えてしまうかもしれないのでしっかり覚えときましょう。
引き戸とは
引き戸は皆さんご存知だと思います。
よく、洗面所の扉に使われてるような横に引いて開ける扉の事です。
こちらのような扉の事ですね。
これ以外でも玄関ドアが横開きのタイプもありますし、和室は引き戸が多いですね。
また、リビングと洋室の間仕切りに2枚や3枚の扉を並べて使う事もあります。
こちらのパースは4枚のアルミ扉でリビングと隣接した洋室を間仕切りしたものです。
この扉を開けると
このようになります。
左端に全て扉を寄せると扉1枚分の幅に全てが収まります。
扉は全部で4枚ですがオープンになってる部分は扉3枚分になります。
これが引き戸のイメージ図です。
引き込み戸とは
次に引き込み戸のご説明したいと思います。
引き込み戸と言うのは壁を戸袋にして扉が入り込むスペースを作り、そこに
扉を入れ込んでしまう戸の事です。
扉を入れ込むスペースを作るので扉は見えなくなりスッキリしますし壁も使える幅が広がるので家具を置きやすくなります。
実際に先ほどのパースを引き込み戸に変更してみましょう。
まずは扉が閉まってる時ですが、引き戸の時の絵は4枚扉でしたが、壁を作る為、扉は3枚になります。
扉が全て壁の中に納まるので見えなくなります。
でもオープンになってるスペースは先ほどの4枚引き戸の時と同じ
扉3枚分です。
左に重なってた扉の分が壁になり扉が隠れてる状態です。
扉を開けた時のパースだけで比べると、どちらも開口スペースは同じなんですが、見え方は全然違いますね。
あなたはどちらが好みですか?
どちらにもメリット・デメリットがありますので、どちらが良いとは
言えませんが。
引き込み戸のメリットは扉が全て納まりスッキリ見える事や壁の部分が増え壁を有効に使えるという所が最大のメリットです。
また、リフォーム費用の事で考えると、単純に扉の枚数が減る分リフォーム費用は安くなります。
「壁を造作する分が多くなるのであまり変わらないのでは?」
とお思いの方もいると思いますが、壁を作る分を差し引いても、扉が1枚減る事の方が断然安くなります。
逆にデメリットは戸袋部分にホコリが溜まりやすく掃除が大変な事や戸袋部分に物が入ってしまうと取るのが大変と言う事です。
引き戸のメリットは扉を左右どちらにでも寄せることが出来る。(使い勝手がいい)
扉をガラスやアクリルの扉にすると、扉を寄せて、扉1枚分が残ったとしてもガラスやアクリルは光を通しすので部屋が明るい。
デメリットはどちらかに寄せた扉の前に家具や物を置きづらい。
リフォームをする場合は扉が増える分金額が高くなる。
扉が多くなればなるほど敷居が太くなり床の見栄えが悪くなる。
どちらにしてもパースを見てもらう事でよく分かって頂けたと思います。
今回は分かりやすく4枚引き戸で説明させて頂きましたが、もちろん2枚や3枚引き戸でも考え方は同様です。
もし、今自宅の新築やリフォームを考えている方はぜひ参考にしてください。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
それではまた!