どーも!ペースケです。
リフォーム会社で営業の仕事をしています。最近はココナラで3Dパースを作成するサービスも始めました。
建築中の家を購入した方やリフォームを検討している方は3Dパースで自分の家を見て頂くとよりイメージが湧くので一度試してみてください。
さて、今回はリフォームをしたい箇所の中で上位にいつも入っている床のリフォームについて話していきたいと思います。
ほとんどの方は現在フローリングになってると思いますが、それを張り替えるのではなく、フローリングのに上貼りするフロアタイルを紹介したいと思います。
フロアタイルを紹介する理由はコスト、耐久性、施工性、デザイン面に置いてフローリングよりも上回ってる点が多いからです。
それでは本題のフロアタイルのご説明をしていきましょう。
フロアタイルとは
フロアタイルとは塩化ビニール製のタイルです。
洗面所やトイレによく使用されるクッションフロアも塩化ビニール製ですが、クッションフロアは一般的に180センチ幅でロール状になっている商品です。
フロアタイルは1枚1枚を並べて貼っていく商品でクッションフロアよりも硬く、家具の脚の跡なども残りにくく廊下や居室にもよく使われる商品です。
フロアタイルの種類
フロアタイルは施工方法の違いで3種類に分けれます。
その3種類を説明していきましょう。
置くだけ
その名の通り並べて置くだけのものです。
タイルの裏面に滑り止め加工が施されていて歩いてもずれにくくなってます。
コスト的にも安価で、カッターで簡単にカットできるので簡単にDIYできます。
傷がついたりしても1枚張り替えるだけで完了です、
賃貸マンションの方も自分の好きな色にデザインできます。
はめ込み式
こちらも接着剤不要の商品です。先ほどの置くだけではなくパズルのようにはめ込み式の商品です。
この商品も自分でDIY出来るので、床の色を変えたい方や、床が劣化してきた方には気軽に変えてもらえる商品です。
下の商品は床暖房が付いてる家にも対応できるように耐熱性のある商品になってます。
また、水もはじく素材になってるので、飲みこぼしてもサッと拭くだけで済みます。
接着剤でプロにしっかり施工してほしい
自分ではできない人や、やっぱりプロに依頼したい人も多いと思います。
先ほどの2つよりはコストはかかりますが、それでもフローリングを張り替えることを考えると格安で床の印象をガラッと変える事が出来ます。
また上の2つとの違いは選べるデザインの範囲が全然違います。
木目だけでなく大理石のような石目もありますし、メーカーも東リ、サンゲツ、川島セルコン等の一流メーカーの商品から選べます。
上の商品は東リのロイヤルストーンというシリーズの一つの商品ですが、東リだけでもかなりの量から商品を選ぶことが出きます。
ゆっくり選びたい方はこちらのデジタルカタログをご覧ください。
東リ ロイヤルシリーズ
フロアタイル施工のメリット
コスパが良い
フローリングを張り替えるのはどうしても費用が高くなります。
その費用はフローリングの材料代だけではなく、既存のフローリングをめくる作業代、廃棄処分費用、床暖房があればフローリングをめくる時に床暖房のパネルを入れ替えすることもあります。
フロアタイルにすれば、その余分なコストが全て必要なく、さらに材料代もフローリングよりも格段に安いです。
バリエーションが豊富
先ほども東リの商品をご紹介しましたが、色のバリエーション、木目、石目の種類がかなり豊富で、そのどれを選んでも厚みは全て同じなので、自分好みの部屋に仕上げることが出来ます。
補修の簡単
置くだけの物やはめ込み式は入れ替えが簡単なのは分かってるかと思いますが、接着剤で貼る商品でもアクリル系の接着剤を使う事が多く、比較的簡単にはがすことが出来ます。
はがすことが出来れば自分でそこに貼るだけなので補修も非常に簡単にできます。
リフォームは住みながらでも可能
施工中にホコリが出ないというのはかなりのメリットだと思います。
荷物さえ移動できれば充分に住みながらでも施工可能です。
タイルのカットもカッターで出来るのでホコリや木くずが出る心配がありません。
フローリングの張替えの場合は全ての家具の養生をして、電動のこぎりでフローリングをカットしていくので木くずもかなり出ます。
そういう費用も要らないので手軽にリフォームできます。
フロアタイル施工の注意点
今まで良いことばかり書いてきましたが、フロアタイルを施工する上で気を付けないといけない事はいくつかあります。
それをお伝えしましょう。
既存のフローリングの影響を受ける
フロアタイルの厚みは3mmしかありません。
フローリングの上に貼る場合、フローリングが浮いてる箇所があると、その上に貼るフロアタイルも浮いた状態になります。
上の写真のようにちょっと浮いてる所があるだけで、その影響をフロアタイルは受けます。
フロアタイルをフローリングの上に貼る場合は現状のフローリングの状態をよく見て貼るようにしてください。
もし職人に依頼する時は職人さんに貼る前の状況を確認してもらい、その処理をしてもらってから貼るようにしてください。
建具や扉との干渉がないかどうか確認すること
厚みが3mmとはいえ扉の下に入るかどうか確認しとかないといけません。
確認は各部屋の扉の下、クローゼット扉の下は必ず見てください。
また下の写真のような部屋と部屋との間に見切りがある場合はどうするか職人さんと相談しましょう。
フロアタイルを置いても、見切りの方が出てれば問題ないです。
でも、見切りを残す場合、実際に貼るフロアタイルの色が見切りの色に合うかどうかは大事なポイントです。
上の写真は白い見切りを残して施工した写真です。
見切りが白なのでかなり目立ちますが皆さんはどうお思いでしょうか?
また、見落としてはいけないのが玄関です。
玄関タイルとフローリングの間に玄関かまちというものが入ってます。(黒い部分)
最近はバリアフリーの玄関がほとんどなので玄関かまちとフローリングの高さの差はほとんどありません。
だから、フロアタイルをフローリングの上に貼るとかまちよりもタイルの方が高くなります。
そこで、対策としては石目のタイルもたくさんありますので、かまちの部分だけ石目のタイルを貼るのが良いと思います。
また予算がある方はかまちを一旦取って下地を少し上げて、タイルの方が下に行くように下地処理をしてから新しいかまちを置けば一番キレイに仕上がります。
継ぎ目から水が入る
接着剤で貼って施工する場合は大丈夫ですが、置くだけだったり、はめ込み式の場合は多少
のすき間は仕方がありません。
知らない間に水がこぼれて知ったり、子供が飲みこぼしてたりするとフロアタイルのすき間から入り込む場合もあります。
水がすき間から入ると知らない間にそこからカビが発生してしまう事もあります。
水をこぼしてしまったら出来るだけ早くふき取る事をおススメします。
貼り方の種類
フロアタイルは床の色を変えたい時には非常に有効な商品ですが、同じ商品でも貼り方によって見え方が全然違うように見えます。
そこで、フロアタイルの貼り方の種類をご紹介したいと思います。
流し貼り
一番一般的な貼り方です。
部屋に奥行が出て広く感じるようになります。
下の写真はフロアタイルの柄に木の節が所々にあってよりリアルな質感を醸し出してます。
【施工商品】川島織物セルコン ホームベスタ VH3013 ノビーオークBE
ヘリンボーン貼り
これはフロアタイルを斜めに編んでいくように貼っていく方法です。
普通に並べて貼っていくよりも個性的な部屋に仕上がります。
【施工商品】 サンゲツ フロアタイル WD-911
市松貼り
こちらはフロアタイルを縦横に交互に貼っていく市松貼りという方法です。
ヘリンボーン貼りと同様に床が単調ではなく動きが出るのが特徴です。
【施工商品】東リ ロイヤルウッド PWT2354
ミックスグラデーション
これは非常に難易度が高い商品ですが、きれいに貼れると非常にオシャレに見えます。
幅が違う3種類のフロアタイルをランダムに貼っていく商品です。
また、色も比較的違う色の商品なのでかなり個性が出ますね。
【施工商品】東リ ロイヤルウッド ミックスグラデーションオーク PWT2333
まとめ
フロアタイルのメリット・デメリットを含め特徴をご紹介させていただきました。
床材は頻繁に変えるものではないので、商品の選定には慎重になると思いますが、まずは好きな色から選んで、次に木の種類(木目・柄)を選んでいけば比較的絞れると思います。
ある程度絞れたらメーカーにサンプルの手配してみましょう。そこで、実際の商品をいくつか見比べてみて最終的に決めていってください。
きっと満足のいくお部屋に生まれ変わる事でしょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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