60歳を越えると生前整理を考えてる人も多いと思います。
ここでは生前整理をしたあと、どのようにリフォームをすれば快適で過ごしやすい家になるかリフォームアイデアをお伝えします。
生前整理後のリフォームが必要な理由とは?
生前整理で家がスッキリし、子どもが独立すると使わない部屋が増えてきます。
せっかく生まれたこの空間を、これからの暮らしを快適にするためにどう活用できるか考えてみましょう。
まだこれから生前整理を検討されている方はコチラ

生前整理で家がスッキリ!次のステップは?
物が減ると今までとは生活スタイルが変わるので家の使い方を見直す必要があります。
快適な暮らしを実現するポイント
生前整理を終えた60代以上の方が、より安全で快適に暮らすためには、以下のリフォームがおすすめです。
生前整理後におすすめのリフォームアイデア5選
では実際にリフォームをする内容を具体的に紹介していきましょう。
①バリアフリー化で将来も安心
手すりの設置
60代以降は転倒リスクが高まるので、家の中の安全対策は重要になります。
手すりは次のような場所が効果的です。
- 玄関 :靴を履く際のサポート
- トイレ:立ち座りの負担を軽減
- 浴室 :滑りやすい床での転倒防止
手すりの設置高さは身長によって異なるため、実際に家で手を添えてみて、自分にとって使いやすい高さを確認しましょう。
段差の解消
高齢になると少しの段差でもつまずく危険性があるので段差の解消は重要です。
主なリフォーム方法としては以下が考えられます。
- 床の高さを調整し段差をなくす
- 緩やかなスロープを設置してつまずくリスクを軽減
- 手すりを設置して安全性を強化
滑りにくい床
転倒のリスクを大幅に減少するためにすべりにくい床の商品もたくさん発売されています。
すべりにくい床は次のような場所で使うと効果的です。
安全対策のリフォームに関しては出来るだけ早めに決断した方が安心して長く住める家になります。
扉の交換
開き戸から引き戸への変更は体の動きを楽にするだけでなく、将来の車いす利用にも対応できます。
引き戸を設置する際のポイントは下記になります。
- 車いす対応の広めの開口を確保
- 握りやすい大型取手を採用
- 上吊式で少しの段差を解消
このような対応で部屋の出入りがスムーズになり、将来も安心です
②空いた部屋を有効活用
趣味やリラックスのための空間にする
趣味部屋
- 絵を描く、手芸、DIYなどを楽しめる専用スペース
- 防音対策をして、楽器やカラオケを楽しむ部屋に
読書&リラックスルーム
- 落ち着く空間作りで、読書や昼寝ができるスペースに
- 窓際に椅子やソファを置いて「サンルーム風」に
ヨガ・ストレッチ・運動スペース
- ヨガマット1枚あれば、自宅で簡単に運動できる
- ストレッチや軽い筋トレで、健康維持にも
家族や友人を迎える「ゲストルーム」にする
子どもや孫、親戚、友人が来たときに泊まれる部屋にしておくと便利です。
シンプルなゲストルーム
- 折りたたみベッドやソファベッドを用意
- 布団を収納しておけば、来客時にすぐ準備できる
孫が遊びに来る「ファミリールーム」
- 低いテーブルやクッションで、子供も安心して遊べる空間に
- 孫が喜ぶおもちゃや絵本を少し置いておく
ワークスペースとして活用する
60代以上でも、最近は在宅ワークや趣味のブログ・副業を始める人も多いです。
集中して作業できる空間を作れば、日々の生活がより充実しますね。
自宅オフィス(テレワーク・書斎)
学びの場(資格勉強・趣味の学習)
収納スペースを最適化する
クローゼット&シーズン用品収納
防災用品・非常食のストック部屋
③収納スペースを最適化
今までの家の各部屋の押入れやクローゼットを使いやすくリフォームして収納スペースの最適化を図りましょう。
- ウォークインクローゼットを作る
- 壁一面の収納家具を作る
- キッチンや洗面にシステム収納を作る
広めのウォークインクローゼットを作る
使わなくなった部屋を下の写真のようなウォークインクローゼットを作成すると荷物が1か所に集約され、何がどこにあるのか分かりやすくなります。

先ほどお伝えした防災グッズをまとめて保管しておくのも良いですね。
壁一面の収納家具を作成する
書籍やCDなど自分の趣味の物を整理する場所も必要だと思います。
そういう物の収納は壁一面に収納を作ると良いでしょう。
老後の趣味は今後の生きがいにもなるので贅沢に使いましょう。

キッチンや洗面に収納を作る
キッチンや洗面は小物が多くなります。
普段よく使う物は限られてくるのでスッキリ収納できるものを作成しましょう。

④省エネ&節約リフォーム
高齢になると家で過ごす時間が増える為、環境を整える事で快適さと光熱費削減が期待できます。
4つのリフォーム例をご紹介します。それぞれ良い点と注意点を書いてますので参考にしてください。
・断熱リフォーム
断熱リフォームは床、壁、天井内部に断熱材を敷き詰める工事です。
- 外気温の影響を受けにくい
- 結露が軽減、劣化スピードも減少
- 家が長寿命に(資産価値の向上)
- コストが高い
- 工事中は仮住まいが必要
・二重サッシ(内窓)の設置
既存サッシの内側にもう1枚サッシを設置
- 補助金が利用できる
- 断熱効果による光熱費削減
- 防音対策強化
- 防犯対策強化
- 窓のカギが2つになる
(若干面倒) - 費用は数万~数十万
(窓の大きさによる変動)
二重サッシはマンションの1階や一戸建ての窓に効果的です。
また音が気になるマンション住まいの方にもおすすめです。
・省エネ家電への買い替え
古い家電を最新の省エネ家電に買い替え
- 省エネ効果により電気代削減
- 使いやすさによる体の負担軽減
- 最新機能により安全面も強化
- 補助金を使える商品もある
- 家電の値段が上昇傾向にある
- 最新機能が使いこなせない可能性
- 最新エアコンは20年以上前と比べて消費電力が30%以上も削減
- 高効率給湯器への交換でガス代を10%以上削減可能
設備商品の交換
キッチン、浴室関連、洗面台、トイレ等の設備を交換
- 補助金を利用できる
- 断熱浴槽などの導入で光熱費削減
- 浴室暖房でヒートショック予防
- 節水型トイレで光熱費削減
- 物価高騰による商品金額が上昇
- 工事中の不便さ
特におすすめはヒートショックを防止する浴室暖房乾燥機です。
ついつい我慢してしまう年代なので便利な商品は積極的に活用しましょう。
⑤家の雰囲気をリフレッシュ
昔の家の特徴
✅ 部屋が細かく分かれている
✅ 生活動線が悪く無駄な移動が多い
✅ 結果、体への負担が大きくなる
昔の家にはこのような特徴があります。
間取りや内装を変えることで生活動線がスムーズになり、雰囲気も一新できます。それにより、毎日の暮らしが快適になり、精神的にもリフレッシュできます。
では、どのように変更すれば良いのか、具体例を交えてご紹介しましょう。
1. リビング・ダイニングの拡張
隣接する和室とリビングを一体化させることで、広々とした開放的な空間を作ることができます。

・リビング拡張のメリット
家族が集まりやすくなり、コミュニケーションの場としても最適になります!
・ おすすめポイント
- 畳をフローリングに変更
- 座椅子・座卓 → テーブル&椅子に変更
- 間仕切りを撤去し、広々としたワンルーム空間に
- 「可動間仕切り」を設置し、柔軟なレイアウトが可能に
2.内装の変更で快適な室内環境を実現
室内の環境を整えることは、見た目だけでなく、住み心地にも大きく影響します。
調湿・消臭効果のある内装材を活用することで、空気の質を改善し、より快適な空間を作ることができます。

✅ おすすめの内装材
「エコカラット」
- 消臭・調湿効果が高い
- 結露やカビの発生を抑制
- デザイン性が高い
- 種類が豊富
「珪藻土」
- 自然素材で健康面にも安心
- 消臭・調湿効果が高い
- クロスの上からでも施工可能
🌟 費用を抑えたい場合は壁紙の張替えだけでも効果大
明るい色(ホワイト・ベージュ系)に変更すると部屋が明るくなり広く感じる
3. 照明の変更で部屋の雰囲気を一新
意外かもしれませんが、照明を変えるだけで部屋の印象がガラリと変わります。
明るい空間になることで、気持ちも前向きになり、心理的にも良い影響を与えます。
✅ おすすめの照明リフォーム
実際の部屋より容量の大きい照明に変更
- 視認性が良くなり、老眼対策にも◎
ダウンライトを活用
- 天井がスッキリしスタイリッシュな空間に
- 天井が高く感じ、部屋が広く見える効果も
照明の色を変更
- 暖色系 → 落ち着きのあるリラックス空間向け
- 白色系 → 仕事や読書など、集中力を高める空間向け
補助金を使って賢くリフォーム
リフォームは「費用が高い」というイメージがありますが、補助金を取り入れることで、コストを抑えて賢く進めることができます。
リフォームの補助金&助成金制度
国や自治体が「高齢者の安全な住まい作り」を支援するために、さまざまな補助金を用意しています。
知らないと損するので、活用できる制度は積極的に利用しましょう!
1. 介護保険「住宅改修費支給制度」
👉 要支援・要介護認定を受けた高齢者向けの補助制度
💰 補助額
- 工事費の9割(最大20万円まで)補助
(※自己負担は1割または2割)
📌 申請方法
- 事前にケアマネージャーや自治体に相談
- 施工前に申請し、承認を受ける
- 工事完了後に補助金が支給される
2. 「バリアフリー改修助成金」
👉 市区町村ごとに設けられた「高齢者向けのリフォーム助成制度」
💰 補助額
- 自治体ごとに異なる
(工事費の一部 or 最大50万円補助など)
📌 申請方法
- 住んでいる自治体の役所や福祉課に相談
- 施工前に申請手続き(施工後では適用されない場合が多い!)
- 承認後に工事を実施し、補助金を受け取る
📍 「○○市 バリアフリー補助金」で検索すると、最新情報が確認できる!
3.住宅省エネ2025キャンペーン
👉 省エネ効果の高い商品を入れる事によって適用
💰 補助額
- 数万~200万円(上限)
📌 申請方法
- リフォーム工事の工事施工会社が行います。
相見積もりを取る(業者比較)
👉 リフォームは会社によって金額が違うので必ず数社に見積もり依頼しましょう
まとめ
生前整理が終わったら、それを機に「住まいの最適化」に目を向けましょう。
リフォームを活用することで、安全で暮らしやすい家にアップデートできます。
✅ 負担の少ないリフォームから始める
✅ 業者選びや見積もりをしっかり比較する
✅ 補助金制度を活用し賢くリフォームする
これからの暮らしをより快適にするために、生前整理後のリフォームを前向きに考えてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!