「スマホのロックが解除できず、父の写真も口座情報も見られないんです…」
これは実際にあった、ある家族の話です。
スマホやPCにたくさんの情報が詰まっている現代では、「デジタル遺産によるトラブル事例」が後を絶ちません。
今回は家族が実際に困ったトラブル事例を5つご紹介し、最後に「今からできる対策」も簡単にまとめました。
1.スマホのロックが解除できない
スマホに指紋認証や顔認証を使っていた方が亡くなり、ロックが解除できなくなってしまったケース。
スマホの中には、大事なものがたくさん
詰まっています。
それなのにパスコードが分からず開けない。
サポートに連絡しても解除してもらえない。
ネットで検索するとスマホを初期化する情報ばかり。
初期化すると全てが消去されるので
意味がありません。
こうなると、思い出の写真も、
相続に必要な情報も取り出せません。
2.ネット銀行や仮想通貨にアクセスできない
スマホにはお財布以上にお金に関する情報がたくさん入っています
通帳も紙の書類もないまま、
ネット上だけで管理されていた資産。
代表的なのは、ネット銀行、証券口座、
仮想通貨など。
ログイン情報が分からない、
口座の存在すら知られていないまま、
そのまま放置されることもあります。
遺族が気づかなければ、
その資産は宙に浮いたままです。
これらの中には相続の対象になる情報も
あります。
スマホ中身が見れなければどうすることも出来ません。
3.サブスクが放置され課金され続けてしまう
Netflixや音楽配信などの有料サービスが
自動引き落としのまま、
誰にも気づかれず課金され続けていた…
という例も実際にあります。
これらのサブスクも放置していれば、いつまでも課金されてしまうのでスマホを見れる状況にし、解約する必要があります。
4.SNSアカウントが放置されてしまう
X、Facebook、Instagram等のSNSをよく利用されている方は、アカウントが放置されてしまいます。
家族にとっては、本人の元気な時の姿や言葉を見る事が出来ますし、アカウントを解除する事も出来ます。
しかし、スマホが見れなければそういう情報も見る事が出来ません。
5.パソコンの中身に重要な情報がある
スマホだけではなくパソコンの中にも大切な情報が入ってるケースが多いです。
- 日記を発見した
- 遺書を発見した
- スマホのパスワード情報を
管理していた - 故人のWEBサイトを発見し、
広告収入もいくらか発生していた。
普段使用しているスマホに目が行きがちですが、スマホは人に見られる可能性も高い。
本当に大事な情報はパソコンで管理している方もいます。
パソコンが不慣れな方はほとんど触ることはないので、突然、身近な方が亡くなってしまうと本当に困ります。
今から出来る3つの対策
デジタル遺産のトラブルは、
「備えていなかった」ことが原因で起こるケースがほとんどです。
難しいことをしなくても、
以下のような小さなことから始めるだけでリスクは大きく減ります。
1.パスワードを安全に管理しておく
スマホのロック、主要なネットサービスのID・パスワードは、
紙のノートやパスワード管理アプリなどで記録しておきましょう。
※クラウド管理する場合は、
家族に「こういうアプリで管理してる」と伝えるのがポイント。
2.サブスクやネット口座の棚卸し
- どんな契約をしているか
- 銀行や証券口座はいくつあるか
一度リストにしておくと、
自分でも整理しやすく、家族にも伝えやすくなります。
出来れば紙媒体で残しておく方が家族にとっても親切だと思います。
3.家族に伝えておく/エンディングノートに残す
全部を伝える必要はありません。
「ここに書いてあるから、何かあったら見てね」と言えるだけでも◎
最近は、デジタル専用の終活ノートもありますが、もし何かあった時は冷静な判断が出来ない可能性が高いので紙で残してあげる方が良いでしょう。
- おすすめグッズ

今、まさに困っている人へ|スマホやPCの中身が開けないときは…
身内が亡くなり、
「スマホが開けない」「SNSがそのまま」「ネット口座が分からない」
といったことで今まさに悩んでいる方もいるかもしれません。
※気を付けて頂きたいのはこういうパソコンやスマホのデータ解析には、細かく依頼すればするほど費用が高くなっていきます。
依頼する際は費用面も確実に相談してから決断しましょう。
まとめ
現在、70歳以上の方でも8割の方がスマホを持っている時代です。
そして、普段の生活の中にどんどんスマホが侵出しています。
デジタル遺産のトラブルは、誰にでも起こりうる問題です。
スマホやPCに頼る暮らしが当たり前になった今、
「自分がいなくなったら、家族はそれをどう扱うのか?」
を一度考えてみるだけでも、備えの第一歩になります。
今日から少しずつ、できることを始めてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!