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マルチエアコンは不便? メリットとデメリットを検証!

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して頂きありがとうございます。

さて、今回はエアコンの種類の一つのマルチエアコンについて書きたいと思います。

マルチエアコンとは

一般的なエアコンは部屋に1台室内機があって、それに対応する室外機が1台バルコニーや庭に置かれてますよね。

それに比べてマルチエアコンと言うのは1台の室外機で複数台の室内機を取り付けが出来る商品なんです。

極端にいえば家の中のエアコン全て室外機1台でまかなえることが出来るエアコンの事をマルチエアコンと言うのです。

マルチエアコンはスペースを有効利用できる

先ほども言いましたが、エアコンは基本的には室内機1台に対して室外機が1台あります。

と言う事は3LDKの家であれば部屋が3つLDなのでエアコンは4台、それに伴い室外機も4台あります。

と言う事は室外機4台を置くスペースが必要になります。
事前にそのスペースは確保しとかないといけないですし、使えるスペースが限られてきます。

一戸建ての場合、庭や車庫のスペースを確保したくても設計上どうしても、室外機を置かないといけない場合が出てきます。

こんな置き方は極端ですが室外機を何台も並べないといけないと、スペースがもったいないですね。

マンションの場合はせっかくバルコニーが広いのに洗濯物を干すスペースと室外機でいっぱいになってしまう。

なんてことは多々あります。

それがマルチエアコンの場合は室外機の数が減る事になるので使えるスペースが増えます。
そのスペースを有効に利用することが出来るのです。

こういう話をすると、一見良さそうに見えますが、マルチエアコンはどうしようもない時の最終手段にした方が良いと思います。

その理由を次からお伝えしたいと思います。

マルチエアコンのデメリット

【 デメリット 】
・一般的なエアコンに比べて機能が少ない

・複数台を1度に使用すると室外機に負荷がかかり、室内機の能力が落ちる。

・室外機が故障すると接続してる室内機が全て使えなくなる。

・量販店での取り扱いが少ないため機能が少ない割に高額。

・マンションの場合は構造上したくても出来ない。

・一般的なエアコンに比べて機能が少ない

今の一般的なエアコンはたくさんのグレードから選べて、機能もたくさんあります。

ダイキンでいうと加湿機能、換気機能、AI快適自動運転など

マルチエアコンには便利な機能があまり期待できません。
壁掛けの場合はフィルター自動お掃除機能が付いた機種はあります。

・複数台を1度に使用すると室内機の能力が落ちる。

これも問題ですが仕方ありません。

夏場は家のエアコンを全て同時に使うこともあるでしょう。
そうすると、1台の室外機ですべてをまかなってるので、かなりの負荷がかかります。

結果、1台当たりの容量がどうしても落ちてしまいます。
各部屋の風量が落ちてしまうので、設定温度を下げて運転するでしょう。

そうなると、今度は電気料金が高くなり家計を圧迫することになります。

・室外機が故障すると接続してる室内機が全て使えなくなる。

私があまりマルチエアコンをおススメしない理由はこれが一番の理由です。

先ほどの話で同時に何台も使用すると室外機に負荷がかかり続けます。

そうするとどうしても寿命が短くなり、故障が多くなります。
室外機が故障すると接続しているすべてのエアコンが動かなくなることがあります。

夏場にこれをやられるとかなりヤバいです。

・量販店での取扱いが少ない

エアコンを購入するのは家電量販店が多いと思います。

以前にも違う記事で書きましたが、家電量販店には必ず図面を持って行きましょう。

それに基づいて販売員さんが提案してくれるのですが、マルチエアコンの場合は取扱量がかなり少ないので、販売員さんも詳しい情報を知らない場合もありあます。

知らないと言う事は価格も高めになってきます。取付費も結構高く取られることが多いです。

マンションの場合はしたくても構造上出来ない

スペースを有効活用できるからといって、どこでもマルチエアコンが取付出来るとは限りません。

一軒家の場合は建築途中配管工事をしなければならない、もしくは配管がかなり長くなってします。

マンションの場合は最初からマルチエアコンしか取付できない場合以外は取付できないと思った方が良いと思います。

デメリットが多すぎる

メリット・デメリットを上げてみましたがデメリットの方が多く、これも見るだけでも
マルチエアコンを選ぶ方は少ないと思います。

しかし、分譲マンションなどは、最初からマルチエアコンの設定になっている場合もあります。

その場合はマルチエアコンを取付するしかありません。
(もし2段置き架台を設置できる場合はそうして下さい。)

2段架台でエアコン設置したイメージ

Aタイプ洋室 外機.JPG

2段置き架台も置けない場合はマルチエアコンを検討して頂くことに
なりますが、家電量販店に相談に行くより街の電気工事屋さんに行って相談して
見てください。
(出来れば両方とも見積もりを出してもらって比較するのがベストです。)

工事費は複雑な工事であればあるほど高くなります。

特に最初からマルチエアコンの設定になってる住宅は取付け方が複雑な場合が多いです。
(ここで言う取り付け方というのは部屋の構造上、エアコンの配管経路が長いとか、天井裏に配管を通さないといけなかったり、という取付け方です。)

その為、工事費が通常よりもかなり高く設定される事が考えられます。

だから、出来るだけ2社以上で見積もりしてもらうことをおススメします。

マルチエアコンは通常のルームエアコンとは違い毎年新しい物が発売されるものではありません。

ですから、故障しても比較的スピーディに修理に来てくれると思いますが、壊れる時と言うのはエアコンが必要になってる時なので、1日でも使用できなくなると、非常に困りますよね。

もし、どうしてもマルチエアコンにする場合はメーカーはダイキンが良いと思います。
アフターサービスも365日24時間連絡が付くようになってますし、何よりエアコン専門メーカーなので特殊な機械の対応にも長けてると思います。

以上、色々マルチエアコンについて書かせていただきました。
少しでも参考にしていただければ幸いです。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
それではまた!