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生前整理は何から始める?初心者向けのステップと失敗しないコツ

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生前整理という言葉は知っているけど、
まずは何をすればいいのか?
どこから手を付ければいいのか?
そもそも生前整理はしないとダメなのか?
そういう疑問を持っている方の為に書かせて頂きましたので是非最後までお読みください。

生前整理とは?まず知っておきたい基本知識

生前整理とは「生きてるうちに片付ける」や「自分で整理する」という意味で「遺産整理」や「遺品整理」の対義語になります。

生前整理の目的とは?

生前整理の目的はいくつかあります。

・家族への負担を減らすため

・物を減らすことでのリフレッシュ

・住まいを快適にするため

生前整理をすることは自分だけでなく、家族にとっても一歩前進する気持ちになり良いことづくめの作業になります。

断捨離や遺品整理との違い

どれも似た意味の言葉ですが生前整理、断捨離、遺品整理の違いをまとめてみました。

生前整理

自分が元気なうちに、将来のために物や財産を整理すること。

  • 目的:老後の暮らしを快適にする、家族に負担をかけない
  • タイミング:60代~(早めに始めるのが理想)
  • 対象:物・財産・デジタルデータ・エンディングノートなど
  • 進め方
    • 家の中の物を減らして管理しやすくする
    • 不要な財産(使っていない口座、不動産など)の整理
    • エンディングノートを書き、家族に伝えておく

断捨離

物を減らし、シンプルな暮らしを目指す考え方。

  • 目的:スッキリした生活をする
  • タイミング:日常的に行う
  • 対象:日用品や衣類などの「物」
  • 進め方:
    • 「今の自分にとって必要なもの」だけを残す
    • 過去や未来ではなく「今」にフォーカスする
    • 執着を手放し、身軽な暮らしを目指す

断捨離は「今の生活を快適にするため」に行うのが基本。
生前整理は「将来や家族のため」を意識した整理なので、目的が違いますね。

遺品整理

亡くなった人の持ち物や財産を整理すること。

  • 目的:遺族が故人の持ち物を片付ける
  • タイミング:故人が亡くなった後に行う
  • 対象:家財・貴重品・思い出の品・デジタル遺品など
  • 進め方:
    • 残すもの・処分するものを分類
    • 貴重品(通帳・遺言書・保険証など)を整理
    • 遺品整理業者を利用する場合もある

遺品整理は遺族が行うもので、生前整理は本人が自分で行うもの。生前整理をしておくと、遺品整理がスムーズになり、家族の負担が減ります。

生前整理を始める前に知っておきたいポイント

生前整理を始める前に知っておきたいポイントを整理しておきましょう。
そうする事でスムーズに進められますし、失敗も防げるようになります。

何歳から始めるべき?適切なタイミング

何歳からと決めるのではなく早いに越したことはありません。

何故かというと年齢が上がると体力・判断力が低下するためです。

  • 「いつかやろう」と思っているうちに、気力や体力が落ちてしまい、思うように進められなくなることが多い。
  • 60代~70代のうちに少しずつ始めるのが理想。
  • 少しずつ進めることが大事! 一気にやろうとすると疲れて挫折しやすい。

一人でやる?家族と一緒にやる?進め方の違い

これは出来る事なら家族と一緒にする事をおススメします。

自分一人でするのは気が楽で自分のペースで出来ますが、後から家族が困る事もありますので家族と一緒にするか、家族と事前に相談をしておきましょう。

  • 家族に残したいもの・処分してよいものを事前に相談
  • 貴重品や相続の話もしておくとトラブルを防げる
  • 家族が遠方にいる場合は「オンライン相談」や「メモを残す」

生前整理の具体的な進め方(5つのステップ)

では、生前整理の進め方を5つのステップにしてご説明していきましょう。

【ステップ1】整理する目的を決める

まずは目的を決めます。
なぜ生前整理をするのかを明確にすることでそれが目標になり作業のモチベーションにもつながります。

・家族の負担を減らすため
・残りの人生を快適に暮らすため
・物が多いので減らしてリフレッシュする為
・住まいをリフォームする為

これは目的の1例ですが、このような意識を持つことで作業がはかどります。

【ステップ2】整理する範囲を決める

いきなり家全体を整理しようとすると挫折する可能性が高いです。

まずは簡単な場所から始めましょう!

  • 例:「押し入れ」や「キッチンの棚」など、小さなスペースから始める

「思い出の品」は後回しにする → 感情が入ると整理が進まない

  • 「モノごと」に整理するのもOK!(衣類 → 書類 → 貴重品 など)

まずは部屋を決める→その部屋の収納→収納の中の衣類 という風に整理する範囲を小さくしていきましょう。

整理が出来るたびに小さな達成感を味わえるので次の作業へ移りやすくなります。

【ステップ3】優先順位をつける

大量の物を分けるのは大変ですが、「捨てる・売る・譲る・残す」の基準を決める事で判断も早くなり作業がはかどります。

  • 迷った時の基準の例
    • 1年以上使っていないもの → 手放す
    • 高価なもの or 思い出があるもの → まずは保留
      (後で家族と相談)
    • 家族にとって価値があるもの → 残す
    • 寄付できるもの → 誰かに譲る

【ステップ4】処分の方法を決める

仕分けが出来ると次に不要な物をどう処分するかを考えなくてはいけません。

寄付したい物

  • 国内の寄付団体やNPOに相談
    (日本救援衣料センター・ワールドギフト等)
  • 自治体に相談
    (市役所の環境課や福祉課等)
  • 海外支援の寄付先
    (ユニセフ・セカンドライフ等)

売りたい物

  • メルカリなどのフリマアプリで販売
  • リサイクルショップで売る
  • 知り合い・友人に売る
  • 出張買取業者に査定してもらって売る

捨てるもの

  • 細かい物はゴミの日に出す
  • 自治体に有料で処分してもらう
  • 不用品回収業者に依頼する

【ステップ5】整理した後の維持管理

せっかく整理しても時間経過とともにまた同じ状況になれば意味がありません。

このような荷物のリバウンドを防ぐためにも気を付けるポイントを押さえときましょう。

「これ以上物を増やさない」ためのルールを作る

生前整理後にリバウンドする最大の原因は、「新しく物を買ってしまうこと」。

買い物の習慣を少し変えるだけで、物が増えにくくなりますよ。

「収納スペースを増やさない」=物の量を一定に保つ

収納があると、ついつい「まだ入るから」と物を増やしてしまいがちです。

収納スペースを増やさないことがリバウンド防止のポイント!

「定期的に見直す」習慣をつける

整理した後も、定期的に物の量を見直すことで、不要なものが増えるのを防げます。

「1年使わなかったものは手放す」等のルール作りも大切です。

物が増えやすい「家族・知人からのもらい物」に注意

親戚や友人からの「これ、いる?」という申し出を断れずに受け取ると、どんどん物が増えてしまう原因に…。

いらない物は丁寧に断るくせを付けましょう。

「物の手放し方」を決めておく

「不要になったときに、すぐに手放せる仕組み」があると、物が溜まりにくくなります。

メルカリ等のフリマアプリに慣れていると物が無くなる喜びと物が売れる喜びが味わえるので、おススメです。

面倒な方は定期的に買取サービス付きの回収業者に依頼するのも良いですね。

「せっかく生前整理したのに、また物が増えてしまった…」という失敗を防ぐには、**「新しく増やさない」「定期的に見直す」ことが大事です。

これらのポイントを意識しておけば、スッキリした状態をキープしやすくなると思います。

生前整理でやってはいけないNG行動

生前整理でやってはいけないNG行動を押さえておくと、スムーズに進められるし、後で後悔することも無くなります。

以下のNGポイントを避けながら進めていきましょう。

思い出の品を勢いで全部捨ててしまう

物が減る事でスッキリするので、勢いでどんどん捨てていく事が考えられます。

これがNG行動になります。後で後悔する可能性が高いです。

  • 写真、手紙、アルバム、子どもの作品など

思い出の品を勢いで処分してしまうと、後から「やっぱり取っておけばよかった…」と後悔することが多いので気を付けましょう。

家族の同意なしに勝手に進める

これもNG行動です。

自分の判断で捨ててしまって、後から家族にとって大切な物だと分かった時にはもう遅い場合があります。

出来れば家族と一緒に片付ける事が良いですが、無理な場合は家族に連絡して同意を取っておきましょう。

  • 家族の思い出が詰まったもの
  • 価値のある物(貴金属・骨董品など)

「なぜ勝手に処分したの?」と言われないように気を付けましょう。

一度に全部やろうとして挫折する

いきなり全てを片付けようとすると、体力的にも精神的にも負担が大きすぎて挫折してしまいます。

「全部片付けるぞ!」と意気込んでいても、途中で疲れてしまい、結局終わりません。

特に大きな家具や大量の荷物を一気に片付けるのは大変です。

遺産や相続の話を避ける

元気なうちに生前整理をするので、自分が亡くなってからの話はやりにくいとは思いますが、大事な事なのでしっかり家族と話をしておきましょう。

  • 「お金の話はしたくない」と避けてしまうと、相続トラブルのもとに…。
  • 不動産や財産がある場合は、事前に話しておかないと大変なことになる。

遺言書を作成したり、家族と話をしておく事が大事です。

相続の専門家(税理士・司法書士)に相談しておくのも良いでしょう。

生前整理は、「ただ片付けること」が目的ではなく、「これからの生活を快適にすること」「家族が困らないようにすること」が大事になります。

焦らず、一つずつ進めていきましょう!

生前整理の便利グッズ・サービス

書類や貴重品を整理する便利グッズ

🔹 耐火・防水の「重要書類収納ケース」

  • 通帳・保険証書・土地の権利書・遺言書など、大切な書類をまとめて管理できる。
  • 火事や水害にも強いタイプが◎
  • 仕切り付きで書類をジャンルごとに整理しやすい。
Rumay
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生前整理の計画を立てる便利グッズ

🔹 エンディングノート

  • 自分の財産・保険・契約情報・家族に伝えたいことを整理できるノート。
  • 「どこに何があるか」「どうしてほしいか」を記録できるので、家族が困らない。

物を整理するのに便利なアイテム

🔹 仕分け&ラベリング用グッズ

  • ラベルライター(テプラ) → 書類・収納ボックスにラベリングして管理しやすく!
  • 色付きマスキングテープ → 「残す・譲る・捨てる」を色分けして整理。
  • 収納ボックス(取っ手付き) → よく使うものだけをまとめておくと便利。

いらないものを処分するサービス

🔹 出張買取サービス(家にいながら不用品を売れる)

いらない物と言っても少しでもお金になれば助かりますよね。
たくさんの荷物を持って行くのも大変ですし、せっかく持って行っても値段が付かなければ持って帰らなければなりません。

家に居ながら出張査定してくれるサービスがコチラです。

・おすすめ業者


「ブランド品や骨とう品でもしかしたら価値があるかも」という場合におすすめなのはコチラです。

生前整理を手伝ってくれる業者の選び方

「生前整理を自分でするのは大変なのでまとめて全部してほしい。」

という方向けのサービスもあります。

  • 整理、搬出、回収をご自身と相談の上で行い、さらに買い取れるものは査定して回収費用と相殺してくれる。

そのようなサービスもありますが、全て任すので信頼のある業者選びが大事です。

業者選びのポイント
  1. 1.資格を持っている
     (産廃、古物商)
  2. 営業担当者のマナー
     (挨拶、言葉遣い、身だしなみ)
  3. 無料見積もりかどうか
  4. 費用に含まれる内容
  5. キャンセル料の概要
  6. 荷物の扱い方
  7. 実績、口コミの評価

このようなポイントを重要視して業者選びを行わなければなりません。

一括見積比較サービス

全部任せたいけど、業者探しも正直難しくて出来ないという方におススメのサービスになります。

項目を入力するだけで複数の会社に一括で見積もり依頼できるサイトになります。

くらしのコンシェルジュ

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まとめ|生前整理は少しずつ進めよう!

生前整理は正直大変な作業です。

業者に任せると楽ですが、どれを捨てて、どれを残しておくか、それは本当に捨てて良い物か家族に相談したり、自分でする事もたくさんあります。

後から後悔しないようにまずは少しずつ、エンディングノートなどを参考にしながら無理しないようにしていきましょう。

生前整理はネガティブな作業ではなく、残りの人生を楽しく快適にするための前向きな作業です。

一つ一つの荷物を片付けるごとに楽しい老後が待っていると思って始めてみましょう。