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エアコンとカーテンレールの取付で後悔しないためのポイントとおすすめ商品

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どーも!ぺーすけです。

一戸建てを購入された方から、「入居してからの失敗」と聞くとエアコンとカーテンレールの取付位置の失敗と言う事をよく聞きます。

一見、関係ない2つの商品ですが、一戸建てでは取付位置を注意しないと後で後悔することになってしまいます。

「お気に入りのカーテンレールを買ったのにエアコンが邪魔で取り付けれない!」

という失敗が起こらないように、今回は分かりやすく説明していきます。

これを読めば、エアコンもカーテンも失敗することなく素敵な部屋に仕上がりますので是非最後までお読みいただければと思います。

1.エアコンとカーテンの基礎知識

エアコン取付時の基礎知識

・一戸建てとマンションの一番の違いは配管を通すための穴の有無になります。

新築の一戸建ての家には穴は開いてないので、新たに穴を開ける必要があります。

・穴が開いてないからと言って、どこでも好きな所にエアコンを取付できるわけではありません。

エアコンには必ず専用のコンセントが設置されてるので、取付はその付近になります。

・エアコンの横幅はほとんどの商品が約77㎝~80㎝です。
(2023年の商品で三菱と富士通の一部で89㎝があります。)
エアコンの高さは25㎝~30㎝です。

カーテンの基礎知識

・一戸建てにはカーテンレールが付いてない所が多いので、カーテンレールとカーテンを両方買わないといけません。

ブラインドやプレーンシェード(カーテンの生地で上下に開閉するスタイルの事)の場合はレールは必要ありません

カーテンレールを付ける場合は窓枠の上の下地がある所に取り付けます。

窓枠の上に行くほどカーテンを閉めた時に窓が大きく見え、カーテンが映えます。

・カーテンレールにも種類が多く、機能性レールや装飾レールなどデザインや素材も様々です。

2.間取りの確認

現在、家を建築中の方は寸法の入った平面図があると思うのでそちらで確認しましょう。

平面図には情報が色々詰まってますので良く見れば把握できる内容も多くあります。

一般的な間取りを例に出して説明していきましょう。

エアコンとカーテンを取付ける時に確認する場所

エアコンとカーテンを取り付ける際に注意するポイントは以下の場所です。

・エアコン専用コンセントの位置
・天井の高さ
・窓の位置
・窓の大きさ

以上の点は取り付ける前に確認しておきましょう。

一般的な戸建ての図面で確認してみましょう。

この間取りでは高さは分かりませんので天井高さや窓の高さは工務店や建設会社に確認するかご自身で測ってください。

間取りの情報

・天井高 240㎝
・掃き出し窓の大きさ 
 幅170㎝×高さ210㎝

3.エアコンの取付位置の確認

今の時代、エアコンは必須の家電なので部屋の形状から効率よく部屋全体の空調を効くように取り付けなければいけません。

でも、エアコンはコンセントが専用に設置されてますのでその付近に取付することになります。

先ほどの間取りにあるエアコンのコンセント位置の場合2パターンの取り付け位置が考えられます。

エアコンは効率を考えて取付位置を決める

まず、普通に考えれば下記の方向に取り付けるパターンです。

このように掃き出し窓の横にエアコンを取り付けてキッチンから部屋全体へ空気を流す感じですね。

ただ、窓とエアコンが近くなるのでカーテンレールと干渉しないか心配ですね。

また、もう1パターンはこちらです。

こちらは腰窓の横に取り付けるパターンです。

和室に向かって風を送る感じですね。

この場合はカーテンは問題なさそうですが、キッチンの方に風が回るのに時間がかかりそうです。

快適な環境を作る事も大事なので、出来るだけエアコンは効率のいい位置に取り付けましょう。

室外機の位置も大事

室内機の取付方法を2パターン説明しましたが室外機の位置も合わせて考えなくてはいけません。

敷地の形によって必ずしも自分が考えてるように室外機が置けるとは限りません。

ピンとこないかもしれませんが室外機の位置によって、お気に入りのカーテンレールが取付できないことだってあります。

その理由をご説明しましょう。

先ほどの図面で説明すると掃き出し窓の横にエアコンを取り付ける場合で考えます。

この場合のベストな室外機の位置は裏側の位置になります。(下の図参照)

もし、裏側に室外機を置けない場合は腰窓の面に室外機を置くことになります。(下の図参照)

横に置かないといけない場合は配管を通す穴を横に開けます

その時に配管がエアコンの横から出ることになりますが、少し見た目がよろしくありませんね。

そこで配管カバーを取り付けると見た目もキレイに仕上がります。
(下の写真参照)

見た目はキレイに仕上がりましたが、配管カバーが入る分7センチほど余分にスペースが必要になります。

この位置に取り付ける場合は室外機の位置、配管カバーの寸法も頭に入れてカーテンレールを考えましょう。

4.エアコンと窓の関係

では、具体的にどれだけの寸法があれば、すべてが丸く収まるのでしょうか。

エアコンと窓の関係を見ていきましょう。

エアコンと窓の高さの確認

まず初めに高さを確認します。

先ほどの間取りの天井高さは240㎝、窓の高さは210㎝、エアコンの高さは約30㎝です。

エアコンは天井から5㎝程度は空けて取付した方が良いのでエアコンの下端は天井から35㎝ほどになります。

なので窓枠の上端よりもエアコンの下端の方が低くなります。

下の絵を見れば分かりますね。

もし、ご自分の家がエアコンを取り付けた時に窓の上枠とエアコンの間が5㎝以上あれば問題なしです。

カーテンレールも自由に選べます。

天井高さー窓の高さ=40㎝以上あれば大丈夫

エアコンの幅と窓の確認

もし、天井高さー窓の高さ=35㎝以下の場合は、幅の確認になります。

まずエアコンの横幅は約80㎝です。

先ほどの図面では壁の端からから掃き出し窓までは95㎝です。

エアコンを壁にくっつけると窓側が約15㎝余りますが、実際は壁にくっつけての取り付けは無理なので2~3㎝はすき間を開けて取付します。

そうするとエアコンから窓までの寸法は12~13㎝になります。

これを踏まえてカーテンレールを取り付ける事になります。

さらに穴を横に開ける場合は配管カバーの寸法(7㎝)が余分に必要になるのでエアコン80㎝+配管カバー7㎝=87㎝が必要になるので、窓までは8㎝しか余らないことになります。

エアコンの横幅はメーカーによって若干違います。

77㎝から80㎝が多いです。(三菱と富士通の一部は89㎝あるので気を付けましょう)

理想的な寸法は壁から窓まで95㎝あれば大丈夫(一部を除く)

5.カーテンのスタイルを確認

エアコンの取付に必要な寸法は理解していただいたと思うので、それとカーテンの関係を見ていきましょう。

では、商品別にエアコンとカーテンの関係を見ていきましょう。

両開きのカーテンの場合

一番オーソドックスなスタイルです。

両開きの場合はカーテンレールが必要になります。

そのカーテンレールがエアコンと干渉することが一番多いです。

というのはレールの取付位置とデザインが関係しています。

レールの取り付け位置は下のように取り付けるのが一般的です。

窓の上枠から10㎝~15㎝上に取り付ける。
窓の左右は10㎝~20㎝長く取り付ける。

特に窓の左右に出す分がエアコンと干渉する場合が多いです。

下のような装飾カーテンレールのように両サイドでカーテンを固定する部分がリングになってます。

こういうレールの場合は窓枠から左右に10㎝~15㎝余裕が必要になります。

では、エアコンを取り付けても上下左右ともに余裕がある場合とない場合でおススメの商品をご紹介しましょう。

おススメカーテンレール

寸法に余裕がある場合 ①
TOSO ヴィンクス22

黒のアイアンと木目調のデザインがキレイに合わさったデザインのレールです。
木目の色は4色から選べます。

ナチュラル系が好きな方はブラックの部分がホワイトの色違いの商品もあります。

寸法に余裕がある場合 ②
TOSO ノルディ25

自然な木目調の家具に合わせやすいレールです。

色や両サイドのキャップの種類をそれぞれ4種類から選べるのでバリエーションが豊富です。

寸法に余裕がない場合 ①
TOSO レガートスクエア

余裕がなくても取り付けれるカーテンレールはもちろんあります。

お好きな長さにカットして取付、両サイドにキャップが無い分 シンプルモダンなデザインでカッコよく仕上がります。

色は9色から選べます。床の色や家具と合わせて選んでください。

余裕がない場合 ②
TOSO機能性レール ネクスティ


出来るだけレールはリーズナブルな物で選びたい方はコチラ。

コチラも自由にカットして取付できます。

リーズナブルですが色は14色と豊富なラインナップから選ぶ事が出来ます。

サイドのキャップを変更できる商品


窓枠からの寸法に合わせてキャップの長さを変更できる商品もあります。

下のレールは写真のように余裕があれば長いキャップを無い場合は違うキャップを選ぶ事が出来ます。

ブラインド、ロールスクリーンの場合

ブラインドやロールスクリーンまたカーテン生地で作成するプレーンシェードの場合はカーテンレールは必要ないので直接壁に取り付けます。

取付位置はレールと同じく窓の上枠から10㎝~15㎝が理想ですが、それより低くても問題ありません。

両サイドがカーテンレールほど必要なく、左右の窓枠から5㎝程度出ていれば大丈夫です。

両サイドのどちらかに操作するチェーン(もしくはコード)が取り付けられるので操作しやすい方に設定しましょう。

これから家を建てる方へ

これから家を検討している方は、ぜひ今日の記事を参考にしていただき、エアコンの取付位置と窓の位置を気を付けるようにして下さい。

エアコンはコンセント位置、室外機の位置、空調効率を考えてください。

カーテンはエアコンとの干渉を考えて窓の位置を事前に対策しましょう。

分かっていても間取りづくりや設計は自分ではなかなか難しいので、ぜひ専門家と相談してください。

無料で家づくりの相談に乗ってくれるサイトがありますので是非下記をクリックして素敵なお部屋を作ってください。

タウンライフ家づくり

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!