「予算は抑えたい。でも照明にはこだわりたい」そんな方へ

ダイニングの雰囲気を大きく変えてくれるペンダントライト。

有名ブランドには数万円する商品も多く、

「おしゃれな照明は欲しいけど、そこまで予算はかけられない」

という方も多いのではないでしょうか。

でも実際には、1万円以下でもデザインの良い1灯ペンダントライトは十分あります。

私はリフォーム・インテリアの仕事で、照明の提案や取付位置の打ち合わせを長年行ってきました。

その経験から感じるのは、ペンダントライトは単純に「高い=おしゃれ」ではないということ。

むしろ重要なのは、

  • ダイニングテーブルとのサイズバランス
  • 部屋に合ったデザイン
  • 電球の明るさと光色
  • 吊るす高さ
  • テーブルとの位置関係

です。

そこで今回は、1万円以下を中心に、

「実際のダイニングに合わせやすいか?」

という視点も加えて、おすすめの1灯ペンダントライトを選びました。

最後に、少しだけ1万円を超えますが、ブラック系でおすすめしたい照明も番外編として紹介します。

1灯ペンダントライトは「デザイン」だけで選ばない

ネットでペンダントライトを探していると、どうしても商品写真のデザインに目がいきます。

もちろん見た目は大切です。

ただ、ダイニング用として選ぶなら、

「実際にテーブルの上へ1灯吊るしたときにどう見えるか」

まで考える必要があります。

特に注意したいのがシェードの大きさです。

たとえば幅150cm前後の4人掛けテーブルに、小さな20cm程度のペンダントを1灯だけ吊るすと、照明が少し寂しく見えることがあります。

逆に30〜40cm程度のシェードなら、1灯でも存在感を出しやすくなります。

商品写真だけで決めず、

「自宅のテーブルに対して大きすぎないか、小さすぎないか」

を確認して選びましょう。

おしゃれな1灯ペンダントライトおすすめ4選+番外編1選

今回選んだのはこちらです。

商品テイストサイズ1灯使いおすすめ
LOWYA
エスラ
北欧
ナチュラル
約32cm◎迷ったら
これ
IKEA
RANARP
北欧レトロ
カフェ
約38cm◎4人掛け
向き
LOWYA
クラッペン
ホテルライク
ガラス
約20cm△コンパクト
ダイニング
LOWYA
ルミアノ
上質
モダン
約35cm○雰囲気
重視
BeauBelle
Ventra
グレージュ
ナチュラルモダン
約36cm◎デザイン
重視

※Ventraは1万円を少し超えるため番外編として紹介しています。価格は変動する場合があります。

同じ価格帯でも、デザインはかなり違います。

「一番人気だから」ではなく、自宅のインテリアに合うタイプから選ぶのがおすすめです。

① LOWYA エスラ|北欧・ナチュラルなら一番合わせやすい

木目調のスチールとホワイトシェードを組み合わせた、LOWYAの「エスラ」。

今回紹介する中では、個人的に一番合わせやすいペンダントライトだと思います。

木製のダイニングテーブルはもちろん、

  • オーク系フローリング
  • ホワイト系キッチン
  • グレージュ系インテリア
  • 北欧・ナチュラルテイスト

との相性が非常にいいデザインです。

シェード幅は約32cm。

大きすぎず小さすぎないので、120〜140cm程度のダイニングテーブルなら特に合わせやすいサイズ感です。

引掛シーリング式なので、天井に一般的な配線器具が付いていれば取り付けしやすく、高さも調整できます。

エスラがおすすめな人
  • 北欧・ナチュラルインテリアが好き
  • 木製ダイニングテーブルに合わせたい
  • クセが少なく長く使えるデザインがいい
  • 初めてペンダントライトを選ぶ

迷ったら、まず候補に入れたい1台です。

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② IKEA RANARP(ラーナルプ)|北欧カフェ風ならこれ

IKEAの「RANARP(ラーナルプ)」は、少しレトロな雰囲気を持ったペンダントライト。

エスラが今っぽい北欧ナチュラルなら、こちらは北欧レトロ・カフェテイストです。

スチール製のシェードにクラシカルなディテールが入り、点灯していない昼間でも照明そのものがインテリアになります。

特に注目したいのが直径38cmというサイズ。

1灯ペンダントとしては比較的大きめなので、140〜160cm程度の4人掛けダイニングでも存在感を出しやすいのがメリットです。

コードも長めなので、天井の照明位置とダイニングテーブルが少しずれている場合にも対応しやすいでしょう。

RANARPがおすすめな人
  • カフェのようなダイニングにしたい
  • 北欧レトロなインテリアが好き
  • 4人掛けテーブルに1灯で使いたい
  • 大きめのシェードを探している

1灯でしっかり存在感を出したいなら、有力候補です。

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③ LOWYA クラッペン|ホテルライクならガラス系

少し雰囲気を変えたいなら、LOWYAの「クラッペン」。

クラックガラスとゴールドを組み合わせたペンダントライトで、今回紹介する4台の中では一番華やかなデザインです。

光を点けると、細かなひび割れ模様のガラスから光が広がり、金属シェードとは違った表情を楽しめます。

相性がいいのは、

  • ホテルライク
  • モダン
  • グレージュ
  • 大理石調
  • ゴールドをアクセントにしたインテリア

など。

価格を抑えながら、少し高級感を出したい方には面白い選択肢です。

ただし、シェード幅は約20cmと小ぶり。

幅150cm程度の大きなダイニングテーブルに1灯だけ吊るすと、照明が少し小さく見える可能性があります。

クラッペンがおすすめな人
  • ホテルライクなインテリアが好き
  • ガラス照明を取り入れたい
  • コンパクトなダイニングで使いたい
  • 照明を主張させすぎたくない

大きなテーブルでは、購入前にサイズ感を確認しておきましょう。

クラックガラスの雰囲気が好みなら、実際の商品写真も確認してみてください。

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④ LOWYA ルミアノ|落ち着いたモダン空間に

シンプルすぎない上質な雰囲気が好みなら、LOWYAの「ルミアノ」。

ファブリックを使ったシェードから柔らかい光が広がり、金属製ペンダントとはまた違った落ち着いた印象があります。

幅は約35cm。

4人掛け程度のダイニングにも合わせやすく、1灯でも程よい存在感があります。

特に、

  • モダン
  • グレージュ
  • ベージュ系
  • ホテルライク
  • 落ち着いたナチュラルテイスト

との相性がよさそうです。

ただし、ここは注意したいところ。

ファブリックシェードは光を柔らかく見せる一方で、金属シェードやガラス照明とは光の出方が違います。

ダイニングをこの1灯だけで明るくするというより、ダウンライトなどと組み合わせて雰囲気を楽しむ使い方がおすすめです。

ルミアノがおすすめな人
  • 落ち着いたモダンインテリアが好き
  • 柔らかい光を楽しみたい
  • ダウンライトと併用する
  • 照明にも上質感が欲しい

明るさだけでなく、ダイニングの雰囲気を重視したい方におすすめです。

落ち着いた雰囲気を重視するなら、ルミアノをチェックしてみてください。

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【番外編】BeauBelle Ventra|グレージュの上品なダイニングに

最後は番外編です。

今回の記事では基本的に1万円以下の商品を紹介していますが、予算を少し広げられるなら**BeauBelle「Ventra(ヴェントラ)」**もおすすめです。

価格は1万円を少し超えますが、グレージュを基調とした柔らかな色合いと、木やファブリックを組み合わせたデザインが特徴。

ブラックのように空間を引き締めるタイプではなく、明るく上品なナチュラルモダンのダイニングによく合います。

シェード幅は約36cmあるため、4人掛け程度のダイニングテーブルにも合わせやすいサイズ感です。

特に、

  • グレージュ系のキッチン
  • オーク・ナチュラル系の床
  • ベージュ・アイボリー系の家具
  • ナチュラルモダン
  • 淡い色でまとめたLDK

との相性がいいでしょう。

1万円を少し超えても、グレージュ系で上品なペンダントライトを探している方には候補に入れたい1台です。

Ventraがおすすめな人
  • グレージュ系の照明を探している
  • ナチュラルモダンなLDKに合わせたい
  • 4人掛けダイニングで使いたい
  • 1万円を少し超えてもデザインを優先したい

少し予算オーバーでも、グレージュ系にこだわるなら候補に入れたい1台です。

グレージュ系の照明を探している方は、Ventraのデザインもチェックしてみてください。

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5台で迷ったら「部屋のテイスト」で決める

今回の5台は、それぞれ向いているインテリアが違います。

迷ったら次のように選ぶと分かりやすいです。

北欧・ナチュラル
→ LOWYA エスラ

北欧レトロ・カフェ
→ IKEA RANARP

ホテルライク・ガラス
→ LOWYA クラッペン

落ち着いた上質モダン
→ LOWYA ルミアノ

グレージュ・ナチュラルモダン
→ BeauBelle Ventra

照明単体のデザインだけを見るのではなく、

床・ダイニングテーブル・キッチン・建具の色

まで含めて考えると失敗しにくくなります。

北欧風のペンダントをお探しの方はコチラも参考にしてください。
👉ルイスポールセンPH5リプロダクト・似てる照明おすすめ5選

👉FLOS IC Lightsに似てる照明5選

1灯ペンダントは暗くない?購入前に確認したいこと

1灯タイプを選ぶとき、よく聞かれるのが、

「1灯だけで暗くないですか?」

という質問です。

ここは「60Wだから大丈夫」と単純には判断できません。

まず、照明器具に書かれている「60Wまで」という表記は、器具が使用できる電球の消費電力についての表示です。

LED電球の商品パッケージに書かれている、

「60W形相当」「100W形相当」

という明るさの表示とは意味が違います。

LED電球を選ぶときは、ワット数だけでなく**ルーメン(lm)**も確認しましょう。

また、ペンダントライトは基本的にダイニングテーブル周辺を照らす照明です。

LDK全体をペンダント1灯だけで明るくしようとすると、暗く感じる場合があります。

特に、

  • リビングとダイニングがつながっている
  • 夜にダイニングで勉強や仕事をする
  • ファブリックなど光を抑えるシェードを使う

場合は、ダウンライトやシーリングライトなどとの併用がおすすめです。

ダイニングなら電球色がおすすめ。ただし勉強するなら注意

ダイニングの雰囲気を重視するなら、私は電球色をおすすめすることが多いです。

暖かみのある光なので、

  • 木製家具
  • 料理
  • ベージュ・ブラウン系インテリア

との相性がよく、落ち着いたダイニングになります。

一方で、

「子どもがダイニングで宿題をする」

「ダイニングテーブルで仕事をする」

という家庭なら、少し白っぽい温白色なども選択肢です。

照明器具だけでなく、どんな電球を入れるかでも部屋の印象は大きく変わります。

1万円以下でも高見えさせる3つのポイント

価格を抑えたペンダントライトでも、取り付け方でかなり印象が変わります。

① テーブルに合ったサイズを選ぶ

ペンダントライトは、小さすぎると安っぽく見えてしまうことがあります。

特に4人掛け以上のダイニングなら、1灯使いの場合は30〜40cm程度のシェードが合わせやすいでしょう。

ただし、クラッペンのような小型照明をあえて控えめに使う方法もあります。

大切なのは商品単体ではなくテーブルとのバランスです。

② コードをきれいに処理する

意外と仕上がりに差が出るのがコードです。

天井付近でコードがぐちゃっと余っていると、せっかくおしゃれなペンダントライトを選んでも生活感が出てしまいます。

コード調整器具やフランジカバーを使い、できるだけすっきり納めましょう。

③ 吊るす高さを上げすぎない

「頭に当たりそう」

「邪魔になりそう」

という理由で、ペンダントライトを天井近くまで上げてしまうケースがあります。

でも、高くしすぎるとペンダントライトらしい雰囲気が出ません。

ダイニングでは、テーブル天板から照明下端まで60〜80cm程度をひとつの目安として、実際に座ったときの見え方や眩しさを確認しながら調整してください。

ペンダントライトは「位置」もかなり重要

もうひとつ、現場でよく起こるのが照明位置のズレです。

ペンダントライトは、基本的にはダイニングテーブルの中央にあると一番きれいに見えます。

ところが、

「引っ越してテーブルを置いたら照明が30cmずれていた」

「家具の向きを変えたら照明位置が合わなくなった」

というケースは珍しくありません。

この場合、必ずしも電気工事をして天井配線を移動する必要はありません。

ペンダントサポーターやコード+フック、ライティングレールなどを使って位置を調整できる場合があります。

照明位置がテーブル中央からずれている方はこちらも参考にしてください。
👉ダイニングのペンダントライト位置がずれたときの直し方

購入前に天井の配線器具も確認

ネットでペンダントライトを購入する前に、天井も一度確認しておきましょう。

一般的な住宅では、

  • 角型引掛シーリング
  • 丸型引掛シーリング
  • 引掛埋込ローゼット

などが取り付けられています。

商品が「引掛シーリング対応」であれば、対応する天井配線器具が付いている場合は比較的簡単に取り付けできます。

一方で、

  • ダクトレール専用
  • 電気工事が必要な直付けタイプ

などもあるため、購入前の商品仕様確認は必須です。

「見た目が気に入ったから購入したら、自宅にそのまま付かなかった」

という失敗は避けましょう。

電球別売りにも注意

今回紹介したようなペンダントライトは、電球が別売りの商品も多くあります。

そのため、

「照明本体5,990円=5,990円ですぐ使える」

とは限りません。

購入前に、

  • 電球が付属しているか
  • 口金サイズ
  • 使用できる電球
  • LED対応か
  • 必要な明るさ

まで確認してください。

電球交換式のペンダントライトは別途電球代がかかる反面、好みに合わせて光色や明るさを選べるメリットもあります。

まとめ|1万円以下でも照明選びは十分楽しめる

ペンダントライトは、高級ブランドでなければおしゃれにならないわけではありません。

今回紹介したように、1万円以下でもデザイン性の高い商品はあります。

大切なのは価格よりも、

「自宅のダイニングに合っているか」

です。

今回の5台なら、

  • ナチュラルなら「エスラ」
  • カフェ・北欧レトロなら「RANARP」
  • ホテルライクなら「クラッペン」
  • 上質モダンなら「ルミアノ」
  • グレージュ・ナチュラルモダンなら、少し予算を上げて「Ventra」

という選び方ができます。

そして商品を決める前には、

サイズ・明るさ・電球・吊り高さ・取付方法・照明位置

まで確認してください。

ここまで考えて選べば、1万円前後のペンダントライトでもダイニングの印象は大きく変わります。

価格だけで妥協せず、自宅のインテリアに合った1灯を選んでみてください。

予算よりデザインを優先したい方は、北欧照明の定番「PH5」も比較してみてください。
👉PH5とリプロダクトの違い・選び方