ルイスポールセンPH5リプロダクト・似てる照明おすすめ5選

北欧インテリアが好きなら、一度は憧れる名作照明「ルイスポールセン PH5」。
ダイニングに1灯あるだけで空間の雰囲気が変わる魅力的な照明ですが、正規品は決して気軽に買える価格ではありません。
「PH5のデザインは好きだけど、さすがに高い……」
「もう少し手頃な価格で似た雰囲気の照明はない?」
そんな方が探しているのが、いわゆる「PH5風」「PH5に似たペンダントライト」ではないでしょうか。
ただし、ここで注意したいのが「リプロダクト」と「PH5風照明」は必ずしも同じではないことです。
この記事では、単にPH5をコピーした格安品ではなく、オーデリック・大光電機などの照明メーカーや、インターフォルムなどのインテリアブランドが自社製品として販売している北欧デザインのペンダントライトを中心に紹介します。
住宅の照明を扱ってきた私の経験から、
- ダイニングに吊ったときのサイズ感
- 光の色・明るさ
- 天井まわりの納まり
- 日本の住宅での取り付けやすさ
- デザインと価格のバランス
まで含めて5商品を選びました。
結論からいうと、迷ったら次の3タイプから選ぶと分かりやすいです。
- PH5に近い存在感を重視 → オーデリック OP087284LR1
- 食事だけでなく勉強・仕事にも使う → 大光電機 DPN-39817GE
- 木目のある北欧ナチュラルが好き → インターフォルム メルチェロ
それぞれ特徴がかなり違います。
ここから詳しく比較していきましょう。
【結論】PH5風ペンダントライトおすすめ5選を比較
まずは今回紹介する5商品を比較します。
| 商品 | サイズ | 光の特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| オーデリック OP087284LR1 | φ554mm | 電球色 | PH5風の存在感を重視 |
| 大光電機 DPN-39817GE | φ530mm | 電球色 昼白色 | 食事・勉強・仕事にも使う |
| 大光電機 DPN-40522YE | φ510mm | 電球色 | 木目・北欧モダンが好き |
| インターフォルム メルチェロ | 約φ500mm | 使用電球による | 北欧ナチュラルが好き |
| インターフォルム ブランシュ | 約φ460mm | 使用電球による | 上品でやわらかな光が好き |
※販売価格はショップや時期によって変動するため、最新価格は各商品リンクから確認してください。
迷ったらオーデリックを最初にチェック
5商品の中で私が最初に候補にしたいのはオーデリック OP087284LR1です。
理由は価格だけではありません。
φ554mmとしっかりした大きさがあり、ダイニングに1灯吊ったときに照明だけが小さく見えにくいからです。
PH5のような多層シェードのペンダントライトは、写真では似ていても実物が小さいと印象がかなり変わります。
「PH5っぽい存在感を出したい」なら、まずサイズを重視してください。
「PH5風」と「リプロダクト」は同じもの?

ネットでは「PH5 リプロダクト」「PH5 類似品」「PH5風」など、さまざまな呼び方がされています。
ただ、厳密には同じ意味ではありません。
一般的にリプロダクト家具・照明とは、オリジナルデザインをもとに別メーカーなどが製造した製品を指して使われることがあります。
一方、この記事で紹介しているオーデリックや大光電機の商品は、ルイスポールセンPH5として販売されている商品ではありません。
あくまで、それぞれのメーカーが販売している別の商品です。
そのためこの記事では、分かりやすく「PH5風」「PH5に似た北欧デザイン照明」として紹介します。
格安のコピー品ではなく国内メーカー品をおすすめする理由
PH5に似た照明を検索すると、かなり安い商品も見つかります。
価格だけを見ると魅力的ですが、私は価格だけで決めることはおすすめしません。
照明器具は家具と違い、毎日電気を流して使用する住宅設備です。
さらにペンダントライトでは、
- 天井への取り付け方法
- コードの長さ調整
- フランジ部分の納まり
- 電球交換のしやすさ
- 調光器との適合
- 商品購入後のサポート
なども確認する必要があります。
そのため、「本物のPH5は予算オーバー。でも、よく分からない格安照明は避けたい」という方には、国内照明メーカーや実績のあるインテリアブランドの商品がちょうどいい選択肢になります。
PH5風ペンダントライトが選ばれる3つの理由
① 正規品より予算を抑えやすい
最大のメリットは、やはり価格です。
ダイニング照明に大きな予算をかけられるなら、本物のPH5は魅力的な選択肢です。
ただ、新築やリフォームでは照明以外にも、
ダイニングテーブル、チェア、カーテン、エアコン、家具……
と次々に費用がかかります。
そこで照明の予算を抑えながら北欧らしい雰囲気を作りたい場合、PH5風のペンダントライトが現実的な選択肢になります。
② 日本の住宅に取り付けやすい商品を選べる
国内メーカーの商品には、一般的な住宅の引掛シーリングへ取り付けられるモデルが多くあります。
輸入照明を購入するときに確認が必要になる電源や取付方法について、選びやすいのはメリットです。
ただし、購入前には必ず自宅の天井配線器具と商品の取付方法を確認してください。
③ 光色やコード処理など実用性で選べる
見た目だけではなく、日常の使い勝手から選べるのもメリットです。
例えば大光電機 DPN-39817GEなら、電球色と昼白色を使い分けられます。
食事のときは温かみのある電球色。
子どもの宿題やパソコン作業では昼白色。
「ダイニング=食事だけ」ではない家庭には、こうした機能が意外と便利です。
失敗しないPH5風ペンダントライトの選び方

① デザインより先に「直径」を確認する
ネットで照明を購入するときに一番注意してほしいのがサイズ感です。
商品写真だけを見ると、どれも同じくらいの大きさに見えます。
しかし実際にはφ450mmとφ550mmでは、ダイニングに吊ったときの存在感がかなり違います。
PH5風の多層シェードは照明そのものをインテリアとして見せるデザインなので、私は少し大きめを選ぶ方がまとまりやすいと考えています。
特に幅150〜180cm程度のダイニングテーブルなら、φ500mm前後も候補に入れてみてください。
逆に小さな2人掛けテーブルでは、大型ペンダントが圧迫感につながることがあります。
購入前に商品直径をメジャーで再現してみると失敗しにくくなります。
照明とテーブルの位置がうまく合わない場合はコチラ
👉ペンダント照明のズレ問題解消!
② 食卓だけなら電球色、勉強もするなら光色切替も便利
ダイニングを食事中心で使うなら、私は基本的に電球色をおすすめします。
木製家具や料理との相性がよく、落ち着いた空間を作りやすいためです。
一方、
「子どもがダイニングで宿題をする」
「在宅勤務でパソコンを使う」
という家庭なら、昼白色へ切り替えられる照明も候補になります。
見た目だけでなく、そのテーブルで何をするのかまで考えて選びましょう。
③ 天井のフランジと余ったコードの処理を確認する

ここは現場でかなり気になる部分です。
せっかくおしゃれなペンダントライトを選んでも、天井付近でコードがグルグル巻きになっていると、完成したときの印象が一気に落ちます。
商品を選ぶときは、
「余ったコードをどこへ収納できるのか」
まで確認してください。
シェードばかり見てしまいがちですが、ペンダントライトは天井からシェードまで全部で一つのインテリアです。
プロ目線で選ぶPH5風ペンダントライトおすすめ5選
1.オーデリック OP087284LR1|存在感重視なら第一候補
PH5風のデザインとダイニングでの存在感を重視するなら、まずチェックしたいモデルです。
最大のポイントはφ554mmというサイズ。
多層シェードのデザインは、本体が小さすぎると少し物足りなく見えることがあります。
OP087284LR1は十分なボリュームがあるため、幅150〜180cmクラスのダイニングテーブルにも合わせやすいサイズ感です。
また、オーデリックは住宅照明でよく使われるメーカーなので、私自身も現場目線では選択肢に入れやすいメーカーです。
こんな人におすすめ
- PH5に近いボリューム感が欲しい
- 白を基調とした北欧インテリアが好き
- 価格とメーカーの安心感を両立したい
- ダイニング照明を部屋の主役にしたい
注意点
φ554mmあるため、小さなテーブルやコンパクトなダイニングでは大きく感じる可能性があります。
購入前に必ずサイズを確認しましょう。
2.大光電機 DPN-39817GE|食事も勉強もする家庭におすすめ

デザインだけでなく機能性も欲しいなら、DPN-39817GEが面白い選択肢です。
本体サイズはφ530mm。
さらに電球色2700Kと昼白色5000Kを切り替えられるため、ダイニングの使い方に合わせて光色を変えられます。
食事の時間は電球色。
勉強や仕事では昼白色。
ダイニングテーブルを家族みんなで多目的に使う家庭には、この違いがかなり便利です。
メーカー公表値では白熱灯100W相当、定格光束530lm。引掛シーリング取付式です。
また、このモデルは逆位相調光に対応しています。
ただし、調光器には適合条件があるため、すでに壁に調光スイッチが付いている場合は対応可否を確認してから購入してください。
こんな人におすすめ
- ダイニングで宿題をする
- 在宅勤務でもテーブルを使う
- 電球色と昼白色を使い分けたい
- 大きめのペンダントが欲しい
照明の色で後悔したくない方はコチラの記事もどうぞ
👉照明の色で後悔しない!部屋ごとの失敗しない組み合わせ4選
3.大光電機 DPN-40522YE|木目を取り入れたい北欧モダン派に
白いシェードだけでは少し物足りない方には、DPN-40522YEがおすすめです。
本体サイズはφ510mm。
ウォールナット系の木目がアクセントになるため、
- ウォールナットのダイニングテーブル
- ダークブラウンの家具
- 北欧モダン
- 和モダン
などとの相性がいいデザインです。
光色は2700Kの電球色で、メーカー公表値は900lm・白熱灯120W相当。
DPN-39817GEより明るさを確保しやすいのも特徴です。
こちらは非調光タイプなので、調光器との併用はできません。
こんな人におすすめ
- 木製家具が多い
- ウォールナット系のインテリアが好き
- 落ち着いた電球色で使いたい
- 北欧+和モダンの雰囲気にしたい
4.インターフォルム メルチェロ|北欧ナチュラルならこれ
「PH5っぽさ」だけでなく、木の温かみも欲しい方に合うのがメルチェロです。
スチール製のシェードにウッドパーツを組み合わせたデザインで、北欧ナチュラルなインテリアによく馴染みます。
オーク系のダイニングテーブルや明るいフローリングとも合わせやすく、
白+木目を中心に部屋をまとめている方
には特に使いやすいデザインです。
PH5そのものに似せることより、北欧らしいダイニングを作ることを優先したい人におすすめします。
こんな人におすすめ
- ナチュラル色のフローリング
- オーク系の家具
- 白+木目の北欧インテリア
- 照明にも木の質感を取り入れたい
注意点
使用する電球によって明るさや光色が変わります。
本体だけでなく、対応する電球の仕様も確認して購入してください。
5.インターフォルム ブランシュ|やわらかな光と上品さを重視
最後はブランシュです。
PH5に近いデザインを追求するというより、多層シェードの美しさとやわらかな光を楽しみたい方に向いています。
乳白色のガラスを組み合わせたデザインなので、スチールだけのペンダントとは違った上品さがあります。
ホテルライク、モダン、少し大人っぽい北欧インテリアとも合わせやすいモデルです。
こんな人におすすめ
- 光源のまぶしさが気になる
- ホテルライクな空間が好き
- 白を基調とした上品なダイニングにしたい
- デザインだけでなく点灯時の雰囲気も重視したい
注意点
ガラス部分があるため、掃除や電球交換の際は取り扱いに注意しましょう。
「PH5風にこだわらず、もっと予算を抑えておしゃれなペンダントライトを探したい方はこちらも参考にしてください。」
PH5風ペンダントを買う前に「照明の位置」も確認

ここは商品選びと同じくらい重要です。
せっかく気に入ったペンダントライトを購入しても、
「取り付けてみたらダイニングテーブルの中心に来ない」
ということがあります。
実際、新築やリフォームの現場でも珍しくありません。
原因は単純で、天井の引掛シーリング位置と、実際に置いたダイニングテーブルの位置が一致していないからです。
特にPH5風のような存在感のあるペンダントライトは、中心からズレているとかなり目立ちます。
電源位置がズレていたらペンダントサポーターを検討
天井の電源位置を変更するには、通常は電気工事が必要です。
しかし条件によっては「ペンダントサポーター」を使うことで、電源工事をせずに吊り位置を調整できます。
「照明を買った後に気付いた……」
となる前に、
テーブルを置く位置 → テーブルの中心 → 天井の電源位置
の3点を確認しておきましょう。
詳しい選び方や実際の位置調整については、こちらの記事で解説しています。
👉 ペンダント照明の位置がズレる原因とペンダントサポーターでの解決方法
本物のPH5とPH5風、どちらを選ぶべき?
ここまでPH5風照明を紹介してきましたが、もちろん正規品のPH5には正規品ならではの価値があります。
PH5は単に「何枚かのシェードを重ねた照明」ではありません。
デザインの背景や光のコントロール、仕上げなども含めて完成された名作照明です。
そのため、
「一生使う照明として本物が欲しい」
という方なら、価格だけで類似品に変更する必要はありません。
一方、
「北欧らしい雰囲気を楽しみたい」
「新築・リフォームで家具にも予算を回したい」
「子どもが小さい間は高額な照明を避けたい」
という方なら、今回紹介した国内メーカーやインテリアブランドの商品は十分候補になります。
大切なのは「本物か偽物か」だけで決めることではなく、予算・デザイン・使い方に合った照明を選ぶことです。
まとめ|PH5風照明は「安さ」よりサイズと使い方で選ぼう
ルイスポールセンPH5の雰囲気が好きでも、必ずしも高額な正規品だけが選択肢ではありません。
国内照明メーカーやインテリアブランドにも、北欧らしい多層シェードを採用した魅力的なペンダントライトがあります。
今回紹介した5商品の中で迷ったら、
- 存在感とバランス重視 → オーデリック OP087284LR1
- 食事・勉強・仕事に使う → 大光電機 DPN-39817GE
- 木目×北欧モダン → 大光電機 DPN-40522YE
- 北欧ナチュラル → インターフォルム メルチェロ
- 上品でやわらかな光 → インターフォルム ブランシュ
という選び方がおすすめです。
私が現場目線で特に注意してほしいのは、商品写真だけで決めないこと。
直径、光色、取付方法、コード処理、そしてダイニングテーブルとの位置関係まで確認してから購入してください。
そこまで確認できれば、価格を抑えたPH5風ペンダントライトでも、ダイニングの印象はかなり変えられます。
お気に入りの1灯を見つけて、照明を主役にしたダイニングをつくってみてください。










