「2027年からエアコンが高くなるって聞いたけど、本当?」

「省エネ基準を満たしたエアコンは高くて買えないのでは?」

そんな心配をしている方に、注目してほしいエアコンがあります。

それがニトリの「エコで楽エアコン」です。

2027年度の新しい省エネ基準を達成しながら、6畳用の本体価格は79,900円(税込)。

大手メーカーの高機能エアコンが高額になるなか、この価格は十分に魅力的です。

私は20年以上、分譲マンションのエアコン販売や設置工事に携わってきました。

その経験から考えても、すべての部屋に高機能エアコンを設置する必要はないと思っています。

6畳の洋室はニトリで費用を抑え、家族が長時間過ごすLDには高機能エアコンを選ぶ。
そんな予算の使い分けも、これからのエアコン選びでは有力な選択肢です。

この記事では、ニトリのエアコンの価格や省エネ性能、購入前の注意点を整理し、どんな家庭におすすめなのかを解説します。

ニトリのエアコンは2027年度省エネ基準を達成

2027年のエアコン問題をご存じでしょうか。

家庭用エアコンには2027年度を目標年度とする新しい省エネ基準が設けられており、従来より高い省エネ性能が求められています。

これに伴い、各メーカーではモデルの見直しや高効率化が進められています。

特に気になるのが価格です。

これまで手頃な価格で購入できたスタンダードモデルも、今後は価格が上昇する可能性があります。

そんななか、ニトリの「エコで楽エアコン」は2027年度省エネ基準を達成しながら、6畳用で79,900円という価格を実現しています。

ニトリ「エコで楽エアコン」の基本性能

項目内容
商品名エコで楽エアコン
対応畳数6畳用
冷房能力2.2kW
APF6.6
2027年度省エネ基準達成率100%
本体価格79,900円(税込)
標準工事費17,500円(税込)
標準工事込み合計97,400円(税込)

※価格・工事費は記事作成時点の参考情報です。地域や設置条件により異なります。

ニトリのエコで楽エアコンの価格79,900円と省エネ性能
注目したいのは、単に価格が安いだけではないことです。
APF6.6という省エネ性能を確保しながら、標準工事込み10万円以下で設置できる可能性があるという点に価値があります。

ただし、2027年度の省エネ基準を達成していることと、2027年製のエアコンであることは別です。

「2027年モデルだから省エネ」というわけではなく、2027年度を目標とした基準を達成している商品だと理解しておきましょう。

ニトリのエアコンは79,900円なら十分安い

エアコンの価格を比較するとき、どうしても本体価格だけに目が向きがちです。

しかし、エアコンは購入しただけでは使えません。

設置工事が必要になるため、実際には本体価格と工事費を合わせた金額で考える必要があります。

ニトリのエコで楽エアコンの場合、本体79,900円と標準工事費17,500円を合わせると97,400円です。

もちろん、配管延長や専用コンセントの新設、室外機の特殊設置などが必要な場合は追加費用が発生します。

それでも、2027年度省エネ基準を達成した6畳用エアコンを標準工事込み10万円前後で購入できるのは魅力的です。

安さだけでなく省エネ性能にも価値がある

エアコンを購入するときは、初期費用と電気代の両方を考えることが大切です。

例えば、本体価格が安くても電気代が高ければ、長く使用するほど購入時の価格差が縮まる可能性があります。

一方、ニトリのエコで楽エアコンはAPF6.6です。

APFとは、年間を通じた冷暖房の効率を表す指標で、基本的には数値が高いほど省エネ性能に優れています。

ただし、APFだけで実際の電気代が決まるわけではありません。

使用時間や設定温度、住宅の断熱性能などによっても変わります。

また、同じ6畳用でもメーカーや機種によって機能は異なります。

ニトリのエアコンがすべての面で高機能モデルと同等という意味ではありません。

それでも、購入価格を抑えながら一定の省エネ性能を確保できることは、大きなメリットだと思います。

ニトリのエコで楽エアコンを確認する

2027年度省エネ基準を達成した6畳用エアコン。 購入前に最新価格や工事費、保証内容を確認しておきましょう。

ニトリ公式サイトで価格・仕様を確認する →

※公式サイトへの通常リンクです。

6畳の洋室ならニトリは有力な選択肢

6畳の洋室に設置されたエアコンと寝室のイメージ

私がニトリのエアコンをおすすめしたいのは、6畳程度の洋室です。

特に、子供部屋や個室、使用時間が比較的短い部屋では、購入価格と必要な機能のバランスを重視したいところです。

すべての部屋に高機能エアコンは必要ない

例えば、3LDKのマンションを考えてみましょう。

リビング・ダイニングと洋室が3部屋ある間取りです。

この場合、4台すべてに高機能エアコンを設置すると、かなりの費用になります。

もちろん、高機能エアコンには魅力があります。

除湿機能や暖房性能、気流制御、お手入れ機能など、メーカーごとにさまざまな特徴があります。

しかし、それらの機能がすべての部屋で必要とは限りません。

例えば、使用時間の短い子供部屋であれば、基本的な冷暖房性能と省エネ性能を優先する選び方もあります。

必要な機能にお金をかけ、使わない機能には無理に予算をかけない。
これがエアコン選びで大切な考え方です。

洋室3部屋なら本体価格は239,700円

仮に6畳の洋室3部屋にニトリのエコで楽エアコンを設置するとします。

本体価格は次のとおりです。

79,900円 × 3台 = 239,700円

標準工事費が1台17,500円なら、3台分の工事費を含めた合計は292,200円です。

追加工事費が発生しなければ、約29万円で3部屋にエアコンを設置できる計算です。

ただし、各部屋の広さだけでなく、日当たりや断熱性能、窓の大きさなども考慮する必要があります。

6畳だから必ず6畳用で十分とは限りません。

また、寝室は毎晩長時間使用することも多いため、静音性や除湿性能を重視したい方は他のモデルとも比較するとよいでしょう。

LDには高機能エアコンを選ぶのもおすすめ

洋室はニトリ、LDは高機能エアコンを選ぶ予算配分

洋室のエアコン代を抑えられたら、その分をLDのエアコンに回すという考え方もあります。

私は、この予算配分がとても合理的だと思います。

リビングはエアコンの使用条件が厳しい

LDは、家族が長時間過ごすことの多い場所です。

テレビを見たり、食事をしたり、休日には一日中過ごしたりする家庭もあるでしょう。

また、洋室と比べて空間が広く、窓の面積が大きいこともあります。

キッチンとつながっている場合は、調理による熱の影響も受けます。

こうした環境では、単純に冷暖房ができるだけでなく、快適性にも注目したいところです。

例えば、ダイキンの上位シリーズには、湿度コントロールや気流制御などに特徴のあるモデルがあります。

もちろん、高機能モデルなら必ず電気代が安くなるわけではありません。

しかし、長時間使用する部屋ほど、快適性や省エネ性能の違いを検討する価値があります。

4台すべてを同じグレードにする必要はない

エアコン選びでは、メーカーやシリーズを統一したくなる方もいると思います。

しかし、必ずしも同じメーカーにそろえる必要はありません。

例えば、次のような組み合わせです。

設置場所おすすめの考え方
洋室①(6畳)ニトリで購入費用を抑える
洋室②(6畳)ニトリで購入費用を抑える
洋室③(6畳)使用頻度に応じてニトリを検討
LD(14〜20畳程度)広さと使用条件に合った高機能モデルを比較

このように部屋ごとに予算を配分すれば、家全体の購入費用を抑えながら、快適性も確保しやすくなります。

ただし、LDの広さだけで機種を決めるのではなく、断熱性能や日射条件も含めて能力を選びましょう。

ニトリのエアコンを購入する前の注意点

ここまでニトリのエアコンの魅力を紹介してきましたが、購入前に確認しておきたいこともあります。

購入前に確認したい3つのポイント
① 2027年度省エネ基準達成モデルは6畳用か
② 標準工事費以外に追加費用が必要か
③ 保証対象と修理対応はどうなっているか

① 省エネ基準達成モデルは6畳用に限られる

今回紹介しているエコで楽エアコンの2027年度省エネ基準達成モデルは、記事作成時点で確認しているラインアップでは6畳用です。

そのため、8畳用や10畳用、広いLD向けのエアコンを探している場合は、他メーカーも比較する必要があります。

なお、ニトリが販売するエアコンすべてが2027年度省エネ基準を達成しているわけではありません。

商品名や対応畳数だけでなく、型番と省エネ基準達成率を確認しましょう。

② 標準工事費だけで設置できるとは限らない

洋室はニトリ、LDは高機能エアコンを選ぶ予算配分

エアコン工事では、設置環境によって追加費用が発生します。

例えば、次のようなケースです。

  • 配管の延長が必要
  • 室外機を屋根置き・壁面置きなどにする
  • エアコン専用コンセントがない
  • 配管化粧カバーを新しく取り付ける
  • 既存エアコンの取り外し・処分が必要

特にマンションでは、配管ルートや室外機の設置場所を事前に確認することが大切です。

本体が安くても、工事費が想定以上に高くなることがあります。

購入前に設置条件を確認し、追加費用を含めた総額で判断しましょう。

③ 保証期間だけでなく修理対応も確認する

ニトリのエコで楽エアコンには5年間の保証が案内されています。

ただし、保証があるからといって、すべての故障や修理費用が無条件で補償されるわけではありません。

購入前には、保証の対象となる故障や部品、出張費、修理の受付窓口などを確認しておきましょう。

また、エアコンは購入後も長く使う家電です。

修理対応の流れや、保証期間終了後の対応についても確認しておくと安心です。

エアコンは購入後10年以上使用することもある家電です。 ニトリの保証内容だけでなく、他の購入先の長期保証も比較しておくと安心です。

ニトリのエアコンが向いている人・向いていない人

ここまでの内容を踏まえると、ニトリのエコで楽エアコンは次のような方に向いています。

おすすめしたい人

  • 6畳程度の洋室にエアコンを設置したい
  • 2027年度省エネ基準を達成した商品を選びたい
  • 購入価格をできるだけ抑えたい
  • 高度な付加機能より基本性能を重視する
  • 複数台購入するため家全体の予算を抑えたい

一方、次のような方は他メーカーのエアコンも比較した方がよいでしょう。

他メーカーも比較したい人

  • 8畳以上の部屋に設置したい
  • 除湿機能や暖房性能に強いこだわりがある
  • お手入れ機能や気流制御などを重視する
  • 寝室での静音性を特に重視したい
  • メーカーごとの修理体制や保証内容を比較したい

ニトリのエアコンが悪いということではありません。

大切なのは、使う部屋と求める機能に合っているかどうかです。

まとめ|洋室はニトリ、LDは高機能モデルという選び方

ニトリのエコで楽エアコンは、2027年度の省エネ基準を達成しながら、6畳用79,900円という魅力的な価格を実現しています。

標準工事費を含めても10万円前後で購入できる可能性があり、これからのエアコン選びで十分検討する価値のある商品です。

ただし、今回の基準達成モデルは6畳用に限られるため、すべての部屋をニトリでそろえられるわけではありません。

洋室はニトリで費用を抑え、LDには使用環境に合った高機能エアコンを選ぶ。
すべての部屋を同じメーカーやグレードでそろえる必要はありません。

反対に、価格だけで選んで必要な性能を我慢するのもおすすめできません。

部屋の広さ、使用時間、必要な機能を整理して、予算を上手に配分することが大切です。

2027年度の省エネ基準に対応したエアコンは高額な商品ばかりではありません。

ニトリのエコで楽エアコンは、そのことを示す注目の商品といえるでしょう。

購入前には、最新の価格・販売条件・工事費をニトリ公式サイトで確認してください。

6畳の洋室に設置するなら

ニトリのエコで楽エアコンは、 購入価格と省エネ性能を両立したい方におすすめです。

ニトリ公式サイトで確認する →

LD用エアコンを探しているなら

使用時間が長いLDでは、省エネ性能や快適性も重視して選びましょう。