賃貸に住んでいて『もっとおしゃれな部屋にしたいけど、壁に穴を開けられない…』と悩んだことはありませんか?
もし色々やってしまうと家を引っ越す時に多額の原状復帰費用を請求されるかもしれません。
そこで今回は賃貸でも出来るリフォームや便利グッズを使って部屋を劇的に変えることが出来るアイデアをお伝えします。
手軽に出来る内容からちょっと面倒くさいけどやったら必ず満足する事まで色々な方法をお伝えしますので最後までお付き合いください。
ウォールステッカーでプチリフォーム
ウォールステッカーは100均にもある商品なので、賃貸でも一番手軽にできるリフォームアイデアです。
既存のクロスの上から貼れて失敗してもまた貼り直すことが出来ます。
もちろん既存のクロスには影響がないので引越すときにシールを剝がしておけば大丈夫です。
用途は多岐にわたりますので場所ごとに順番にご説明しましょう。
壁一面に貼るリフォームアイデア
分譲マンションのモデルルームなどでも壁の一面だけ違う色や柄のクロスを貼るアクセントクロスが人気があります。
それを賃貸住宅でもやってみましょう!
たくさんの種類があるのでまるで本当にリフォームしたかのように感じるアイデアです。
おすすめは単色のウォールステッカーです。
単色のアクセントクロスは心理的に効果があると言われてます。
この「はがせる壁紙シート」は無地のクロスの種類がたくさんあり幅が60㎝と広いので貼る回数が少なくて済みます。
女性でも扱いやすいちょうどいい大きさの商品です。
キッチンや洗面台の扉に貼るリフォームアイデア
ウォールステッカーは水回りの洗面台の扉やキッチンの扉にも貼れます。
賃貸オーナーは洗面台やキッチンなどの設備商品を入れ替えると高額になるのでそのままの状態で貸すことがほとんどです。
多少扉に傷があったり、表面が剝がれていたりすることもあります。
ウォールステッカーはそういう汚れや傷を簡単に隠して自分好みの色に変える事が出来るリフォームアイデアです。
是非、賃貸住宅でも試してください。
ドアや襖に貼るリフォームアイデア
賃貸住宅のドアや和室のふすまはいつも手で触る部分が汚れてたり、剥げてたりします。
そういう扉にもウォールステッカーを貼ってお好きな扉のデザインに仕上げていきましょう。
賃貸オーナーも汚れたドアよりキレイなドアの方が良いに決まってるので喜んでくれると思います。
もし賃貸オーナーが原状復帰を望まれた場合でも剥がせば良いだけなので、何も問題のないリフォームです。
家具に貼るプチリフォーム
今まで持っていた家具が引越した先の内装に合わない時もあると思います。
そんな時は家具をリメイクするのも有りだと思います。
シンプルなシェルフもウォールステッカーを貼ればヴィンテージ家具のような雰囲気にする事も可能です。
このアイデアは部屋のリフォームではありませんが、厳しそうな賃貸住宅の場合は選択肢としてありかなと思います。
文字のウォールステッカーでプチリフォーム
壁一面貼るのもめんどくさい。
不器用だから家具に貼るとか無理!
もっと手軽で簡単にオシャレな部屋にしたいという方にはおススメアイデアです。
前向きになるようなメッセージや好きなフレーズの英字を文字に貼るだけで見た目も気分も満足させてくれます。
部屋の内装は気に入ってるけど何か物足りないという方にもおすすめです。
ポジティブな言葉をいつも必ず行くトイレに貼るとモチベアップにつながるかもしれません。
ウォールステッカーでお部屋がオシャレに変身出来たら次は床材に挑戦してみましょう。
はめ込む床材でフローリングのリフォーム
賃貸住宅を探す上で大事な事は駅近や部屋の間取りやセキュリティ面です。
フローリングの色はあまり好きではなくても妥協するでしょう。
でも、賃貸でもフローリングの色を変える事が出来るリフォームアイデアがあれば変えたいと思いませんか?
下の商品は既存の床材の上に置いていくだけでフローリングの色を変える事が出来る商品なんです。
厚みも5mmなのでクローゼットのドアや部屋の扉にも干渉せずに貼る事が出来るでしょう。
工具も要らず床暖房にも対応
さらに既存のフローリングの上に貼るので、下の階の人に音も聞こえにくくなります。
たとえばこの商品はパズルのようにはめ込み式で置いていくタイプです。
余った部分もカッターで数回切れ目を入れれば簡単にカットできます。
フローリングは部屋の大部分を占める場所なので、お気に入りの色に変更できれば、モダンな部屋やナチュラルな部屋などのお好きなテイストでインテリアを楽しむことが出来ると思います。
床材もイメージできましたか?
では先ほどのウォールステッカーで出来た壁を突っ張り棒でもう一工夫してみましょう。
突っ張り棒で収納力&オシャレ度アップ
賃貸住宅のリフォームアイデアでは突っ張り棒は必須アイテムになりました。
穴を開けなくてもしっかり固定してくれる突っ張り棒は賃貸に住む人にとっては欠かせない商品です。
今回は突っ張りアイテムと2×4(ツーバイフォー)の木材を使用したアイデアをご紹介しましょう。
2×4(ツーバイフォー)の木材は38mm×89mmの角材の事で住宅を建てる時の工法として用いられます。
とは言っても特別な材料ではなくホームセンターでも普通に売ってる商品なので安心してください。
その木材の上下に付けるのが突っ張りアイテムのラブリコです。
ラブリコは天井に突っ張る時にアジャスターで調節できるので木材のカットが多少短くなっても大丈夫です。
突っ張る事が出来ればその木材にフックを付けたり棚を置いたり出来ます。
さらにラブリコシリーズの他の部材を追加すれば飾り棚にしたりすることもできます。
賃貸住宅では壁を使ってオシャレに飾ることは難しいので、ラブリコを使って穴を開けずに飾るとより部屋のグレードが上がること間違いなしです。
次も壁を使った商品です。
家電では欠かせないTVの置き方です。
TVも壁寄せスタンドで見た目がスッキリ
賃貸住宅では収納が少ないので物が多くなり部屋が狭くなりがちです。
では、思い切ってTV台を置くのをやめてみませんか?
TV台はテレビの大きさと同じかそれ以上の大きさが必要になります。
それを置かなければ、かなりのスペースが空くことになります。
では、TVはどうするのかと言うと
そこで活躍するのが壁寄せスタンドというTVスタンドです。
壁寄せスタンドはそこまで大きくないのに大型TVでも対応しており壁にピッタリ付くのが特徴です。
この壁寄せスタンドの特徴はこのような感じです。
TVは見なくなったといっても無いと辛いですし、大型TVの憧れも捨てきれません。
この壁寄せスタンドを使って頂けたらシンプルで広々とした部屋が実現できるでしょう。
次は壁を有効に利用したオシャレアイテムを紹介します。
小さい穴ならOK!自分で修復可能なリフォーム
賃貸住宅でも壁に時計を掛けたり、好きなアートを貼ったりすることはあると思います。
その時には画鋲やフックを壁に付けるので、壁に小さな穴は開きます。
でも、それぐらいなら自分で直すことも出来ますし、オーナーさんも許してくれると思います。
ここでは小さい穴で出来るリフォームアイデアをご紹介しましょう。
賃貸でも棚を設置可能
賃貸では壁に棚を付けようとするとちょっと無理かなと思います。
でも、小さな穴でも設置できる棚があるんです。
この棚は1か所に小さな固定ピンでフックを付けてそれに棚を引っかけて固定します。
壁に空く穴は非常に小さいので簡単に補修も出来ます。
お好きなアート作品をそのまま壁に貼るより、この棚に並べた方がより良く飾れると思います。
是非お試しください。
賃貸OKの壁掛けミラー
ミラーも部屋を広く見せるアイテムの一つです。
ただ、脚付きのミラーでは場所をとるので部屋が広くなる実感がありません。
そこで無印良品のミラーは壁に掛けられるミラーとして発売されています。
もちろん樹脂製の小さいピンで固定しますので大きい穴が空く心配もありません。
大きさは幅32.5cm×奥行2cm×高さ100cmと姿見としても充分な大きさです。
玄関に飾ると靴を履いた状態で全身が見れて、出かける時の最後の身だしなみのチェックが出来ます。
賃貸マンションの玄関は狭い所が多いので、ミラーを飾って広く見せるのは良いリフォームアイデアだと思います。
小さい穴の修復する便利グッズ
小さい穴でもたくさんあると、もしかしたらオーナーから原状復帰費用を請求されるかもしれません。
そんな心配が無いように事前に修復しておきましょう。
とても安くて簡単に修復できますのでチェックしてください。
この「穴埋め職人」は穴にパテを入れてはみ出た部分を拭きとるだけ。
とても簡単なので買っといて損はない商品です。
かなり部屋全体が良い感じにイメージ出来てきたのではないですか?
次は窓のインテリアの装飾についてです。
窓の面積も大きいので良かったら試してください。
賃貸OK!カーテンをブラインドに変えてスッキリ
賃貸住宅の窓にはカーテンを吊るしてる方がほとんどだと思います。
でも、ブラインドやロールスクリーンを付けたいと思ってる方も多いはず。
実はとても簡単で、レールビスという小さい部材を使用することで取付が出来るようになります。
賃貸の場合、カーテンレールを外して新たに穴を開けて取り付ける事が難しいのでカーテンレールに取り付けることになります。
下のサイトはレールの取付方法なども詳しく説明されています。
オーダー商品なので寸法を順番に入力するだけで金額が見積もりされます。
これでほぼお部屋全体を網羅しましたが、最後に部屋にたくさんあるコンセントを変えるアイデアです。
コンセントプレート変更でプチリフォーム
コンセントやスイッチを変えたいと思ってる方も少なからずいると思います。
コンセント本体を変えるには電気資格が必要ですがプレートの交換は簡単に変える事が出来ます。
ではプレートの交換方法をご説明しましょう
①このコンセントのプレートを外します。
②まず、プレートの表面のカバーを外します。
③プレートの上下のビスをプラスドライバーで外します。
(コンセント本体のビスと間違えないように)
④このような形になれば完了です。
あとはお好きなカバーを取り付けてください。
賃貸の場合は引越す際に元に戻さないといけないので、元のプレートは捨てずに保管しておいてくださいね。
まとめ
賃貸住宅でも出来るリフォームアイデアをお伝えしたしました。
意外と賃貸でも出来るリフォームがあるんだなと思って頂けたと思います。
ちょっと面倒くさいなと思ってる方は、まずウォールステッカーを100円ショップで探してみましょう。
簡単でコスパが抜群なので、リフォームの第一歩としては挑戦しやすいと思います。
DIYがお好きな方はラブリコの突っ張り棒にチャレンジしてみてほしいです。
難易度が少し高いですが、完成すれば確実にこだわりを感じますし、色々な小物をオシャレ飾りたい方はとても満足できる商品だと思います。
また、賃貸でも出来るリフォームの良いアイデアがあれば次回ご紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。