ビックカメラのエアコン保証!10年保証の注意点を徹底解説

「ビックカメラでエアコンを買えば、10年間ずっと無料で修理してもらえる?」
「10年保証なら、他の家電量販店より安心?」
エアコンは一度購入すると10年以上使うことも多く、最近は本体価格が20万円を超えるモデルも珍しくありません。
そのため、購入価格と同じくらい重要なのが「故障したときにどこまで保証してもらえるのか」です。
結論からいうと、ビックカメラには税込10万円以上のエアコンを対象とした10年保証があります。
ただし、ここには非常に重要な条件があります。
6年目以降は、購入金額の30%が保証上限になるという点です。
たとえば15万円で購入したエアコンなら、6年目以降の保証上限は最大4万5,000円。
しかも、この30%には出張料金も含まれます。
一方で、
- 期間中は何度でも修理を依頼できる
- 6年目以降は修理だけでなく買い替えも選べる
- 指定エアコンなら無料長期保証が付くことがある
など、ビックカメラならではのメリットもあります。
私は住宅設備の仕事で長年エアコンの販売・施工に携わっていますが、エアコンの購入先は「10年保証」という年数だけで選ばない方がいいと考えています。
この記事では、
- ビックカメラのエアコン10年保証の条件
- 6年目以降に保証額がどう変わるのか
- 無料長期保証と通常の長期保証の違い
- 保証対象外になるトラブル
- 楽天ビックで購入するときの注意点
- XPRICEなどネット通販との保証の違い
を、できるだけ分かりやすく解説します。
エアコンを購入してから「そんな条件だったの?」と後悔しないためにも、購入前に確認しておきましょう。
- ビックカメラのエアコン保証は最大10年間
- 注意① 10年保証は税込10万円以上のエアコンが基本
- 注意② 通常の長期保証は商品金額5%分のポイントで加入
- 注意③ 最大のポイント!6年目以降は購入金額の30%が上限
- 注意④ 6年目以降の30%には出張料金も含まれる
- 注意⑤ 10年保証でも何でも無料になるわけではない
- エアコンは「本体保証」と「工事保証」を分けて考えよう
- ビックカメラのメリット|6年目以降は買い替えも選べる
- 指定エアコンなら無料10年長期保証付きもある
- 楽天ビックで買う場合は保証内容を必ず確認
- 保証を重視するならXPRICEも比較してみよう
- ビックカメラがおすすめなのはこんな人
- 保証重視ならケーズ・ヤマダ・ジョーシンとも比較しよう
- エアコンは「価格+工事+保証」で比較するのが正解
- ビックカメラで買う前に確認したい5項目
- まとめ|ビックカメラの10年保証は6年目以降を確認しよう
ビックカメラのエアコン保証は最大10年間
ビックカメラでは、対象商品を購入した際に長期保証へ加入できます。
通常の長期保証は、対象商品の購入金額(税込)の5%分のポイントで加入する仕組みです。
そしてエアコンの場合、
- 税込10万円以上 → 10年保証
- 税込10万円未満 → 原則5年保証
という違いがあります。
まずは大まかな内容を整理してみましょう。
| 項目 | 10万円未満 | 10万円以上 | 指定商品 |
|---|---|---|---|
| 保証期間 | 原則5年 | 10年 | 最長10年 |
| 通常の加入費 | 商品金額の5%ポイント | 商品金額の5%ポイント | 無料の場合あり |
| 6年目以降 | - | 購入金額の30%が上限 | 保証条件を要確認 |
※保証内容や無料保証対象商品は変更される場合があります。購入時は必ず商品ページ・店頭で最新条件を確認してください。
ここから、特に知っておきたいポイントを詳しく見ていきます。
注意① 10年保証は税込10万円以上のエアコンが基本
まず覚えておきたいのが、
ビックカメラでエアコンを買えば、すべて10年保証になるわけではない
という点です。
通常の長期保証では、税込10万円以上のエアコンが10年保証の対象です。
そのため、価格を抑えた6畳用やスタンダードモデルでは、10年保証にならないケースがあります。
たとえば、
「寝室用だから安い6畳用でいい」
という場合、本体価格が10万円未満なら通常は5年保証になります。
ただし、現在のビックカメラでは指定エアコンに無料長期保証が付いている商品もあります。
そのため、
「10万円未満だから絶対に5年」
と価格だけで判断するのではなく、商品ページに
「無料10年長期保証付き」
などの表示がないか確認するのがおすすめです。
ビックカメラでは通常の長期保証とは別に、指定エアコンへ無料長期保証が付くことがあります。
価格だけで判断せず、購入する型番ごとに保証期間を確認しましょう。
注意② 通常の長期保証は商品金額5%分のポイントで加入
ビックカメラの通常の長期保証は、完全無料ではありません。
対象商品の購入金額(税込)の5%分のポイントを使って加入します。
たとえば15万円のエアコンなら、
150,000円 × 5% = 7,500円相当
です。
10%ポイント還元の商品なら、
「10%ポイントをもらって、そのうち5%分を保証に使う」
というイメージです。
エアコンは故障すると修理費が数万円になることもあるため、5%分で長期保証が付くこと自体は決して悪い条件ではありません。
ただし、
本体価格だけを見るのではなく、保証に使うポイントまで含めて実質価格を比較する
ことが大切です。
また先ほど説明したように、指定機種なら無料長期保証対象になっていることもあります。
購入前には、
- 本体価格
- ポイント還元
- 長期保証料
- 標準工事費
- 追加工事費
まで含めて比較しましょう。
注意③ 最大のポイント!6年目以降は購入金額の30%が上限

ビックカメラの10年保証で、もっとも注意したいのがここです。
1~5年目と6~10年目では、保証内容が同じではありません。
6年目以降は、
購入金額(税込)の30%が保証上限
になります。
具体例で見てみましょう。
| 購入価格 | 1~5年目 | 6~10年目の上限 |
|---|---|---|
| 100,000円 | 通常保証範囲内 | 30,000円 |
| 150,000円 | 通常保証範囲内 | 45,000円 |
| 200,000円 | 通常保証範囲内 | 60,000円 |
| 300,000円 | 通常保証範囲内 | 90,000円 |
たとえば15万円で購入したエアコンが8年目に故障し、修理に6万円必要だったとします。
6年目以降の保証上限は、
15万円 × 30%=4万5,000円
です。

そのため、条件によっては保証だけでは修理費をすべてカバーできない可能性があります。
ビックカメラのエアコン10年保証を見るときは、保証期間だけでなく、6年目以降の保証上限まで確認しておくことが重要です。
注意④ 6年目以降の30%には出張料金も含まれる
ここは見落としやすいポイントです。
ビックカメラ公式では、10年保証の6年目以降について、
保証上限30%の中に出張料金も含まれる
とされています。
エアコンはテレビや小型家電のように、
「故障したから店舗へ持っていく」
という商品ではありません。

基本的にはメーカーや修理担当者に自宅まで来てもらう出張修理になります。
そのため、6年目以降は単純に、
「購入金額の30%まで修理部品代が出る」
と考えない方がいいでしょう。
住宅設備の仕事をしている立場から見ると、ここはかなり重要です。
保証を見るときは「修理代無料」という言葉だけでなく、技術料・部品代・出張料のどこまでが対象なのかを確認するのがおすすめです。
注意⑤ 10年保証でも何でも無料になるわけではない
長期保証に入っていても、エアコンで起きるすべてのトラブルが保証対象になるわけではありません。
ビックカメラでは、代表的な保証対象外として、
- 自然消耗
- サビ・カビなどによる損害
- 地震・風水害などの自然災害
- 誤った使用方法による故障
- 加工・改造によって生じた故障
- 付属品の故障・損傷
- 故障による二次的な損害
などがあります。
エアコンでは特に、
「冷えない」「水漏れした」という症状=必ずメーカー保証対象
とは限りません。
たとえば、
- ドレンホースの詰まり
- フィルターや内部の汚れ
- 配管施工に起因する不具合
- 経年劣化
- 清掃不足
など、原因によって保証扱いが変わる可能性があります。
ここはエアコン特有の注意点です。
エアコンは「本体保証」と「工事保証」を分けて考えよう

これはエアコンを買うときに、ぜひ知っておいてほしいポイントです。
長期保証の多くはエアコン本体の故障に対する保証です。
一方、
- 冷媒配管の接続不良
- ドレン配管の施工不良
- 配管接続部分からのガス漏れ
- 設置方法に起因するトラブル
などは、販売店や工事会社の工事保証が関係する場合があります。
つまり、
「10年保証だからエアコンに何が起きても10年間安心」
とは限りません。
- 本体保証|メーカー・販売店の長期保証
- 工事保証|施工不良に対する保証
- 保証対象外|汚れ・経年劣化・使用方法など
エアコンは「家電」であると同時に、「工事が必要な住宅設備」です。
だからこそ、本体価格と保証年数だけで購入先を決めないことが大切です。
ビックカメラのメリット|6年目以降は買い替えも選べる
ここまで注意点を多く説明しましたが、ビックカメラの保証にも面白いメリットがあります。
10年保証の6年目以降に故障した場合、条件に応じて、
修理するか、ビックカメラで代替商品を購入するか
を選択できます。
エアコンが8年、9年と経過して大きな故障が起きた場合、
「高い修理代を払って古いエアコンを直すべき?」
「そろそろ新しいエアコンへ交換した方がいい?」
と迷いますよね。
エアコンは10年前後になると、
- 他の部品も劣化してくる
- 修理後に別の部品が故障する可能性がある
- 新型の方が省エネ性能が高い場合がある
ため、必ずしも修理が正解とは限りません。
その意味では、古くなったエアコンを買い替える選択肢が用意されているのはビックカメラのメリットです。
ただし買い替え時の保証額や適用条件は修理内容によって変わるため、実際に利用するときは必ずビックカメラへ確認してください。
「6年目以降も保証上限が下がらないお店はないの?」と思った方は、ケーズデンキの保証も比較してみてください。
同じ長期保証でも、ビックカメラとは仕組みがかなり違います。
指定エアコンなら無料10年長期保証付きもある
現在のビックカメラでは、指定されたエアコンに
「最長10年無料長期保証付き」
となっている商品があります。
これは大きなポイントです。
通常であれば商品金額5%分のポイントを使う長期保証が、対象商品なら無料になる場合があります。
たとえば15万円の商品なら、
通常5%相当=7,500円分。
これが無料になるのであれば、かなり大きな差です。
そのためビックカメラでエアコンを探すなら、
本体価格だけで安い機種を探すのではなく、「無料長期保証対象商品」も一緒に確認する
のがおすすめです。
ただし対象商品やキャンペーン内容は変わるため、購入時点の商品ページで確認してください。
楽天ビックで買う場合は保証内容を必ず確認
楽天市場をよく利用する方なら、
「楽天ビックで買えば楽天ポイントも貯まるし、一番お得なのでは?」
と考えるかもしれません。
ただし注意したいのが、
ビックカメラ店舗・ビックカメラ.comと、楽天ビックでは保証制度が同じとは限らない
ことです。
楽天ビックでは、対象商品について買い物かごから延長保証サービスを申し込む仕組みになっています。
そのため、
「ビックカメラだから当然10年保証だろう」
と判断せず、購入する商品で選択できる延長保証期間を必ず確認してください。
楽天市場で購入する場合は、本体価格+ポイント還元+工事費+延長保証を合わせた総額で比較するのがおすすめです。
保証を重視するならXPRICEも比較してみよう

ネットでエアコンを購入する場合、比較候補に入れたいのがXPRICE(エクスプライス)です。
XPRICEの延長保証では、対象商品について5~10年間の保証プランがあります。
大きな特徴は、
- 1回あたりの修理上限は購入金額100%
- 経過年数によって修理上限が下がらない
- 自然故障なら保証期間中は何度でも修理可能
- エアコンも保証対象商品に含まれる
という点です。
ビックカメラと大きく違うのが、経過年数によって保証上限が30%へ下がらないことです。
簡単に比較すると次のようになります。
| 比較 | ビックカメラ | XPRICE |
|---|---|---|
| 最大保証期間 | 10年 | 商品により最長10年 |
| 6年目以降の修理上限 | 購入金額の30% | 経過年数による低下なし |
| 修理回数 | 保証条件内で何度でも | 自然故障は何度でも |
| 店舗相談 | ◎ | △ |
| 向いている人 | 店員に相談して購入したい人 | 価格と長期保証を比較したい人 |
もちろん、
「保証が強い=必ずXPRICEの方がお得」
というわけではありません。
保証料金や本体価格、標準工事費、追加工事費まで比較する必要があります。
ビックカメラがおすすめなのはこんな人
ここまでの内容から、ビックカメラでエアコンを購入するのが向いているのは次のような方です。
- 実店舗でスタッフに相談して選びたい
- 本体・工事をまとめて依頼したい
- ビックポイントを利用したい
- 無料長期保証対象の商品を購入する
- 6年目以降は修理だけでなく買い替えも検討する
特に、
無料10年長期保証対象の商品が希望機種に該当する場合
は、一度価格を確認してみる価値があります。
保証重視ならケーズ・ヤマダ・ジョーシンとも比較しよう
ビックカメラ以外の保証内容も個別に確認したい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ケーズデンキ
→ 指定機種なら最長10年の長期無料保証。免責金額・保証限度額・修理回数制限がないのが大きな特徴。
ヤマダデンキ
→ 最大10年保証がありますが、保証年数や途中からの保証範囲など確認したいポイントがあります。
ジョーシン
→ 商品や会員条件などによって長期保証の内容が変わります。
それぞれ保証制度に特徴があります。
エアコンは「価格+工事+保証」で比較するのが正解

エアコンを購入するときにありがちなのが、
本体価格だけを見て購入店を決めてしまうこと
です。
しかし実際の支払額は、
+
標準工事費
+
追加工事費
+
延長保証
で決まります。
たとえば本体が1万円安くても、
- 配管カバー
- 高所作業
- 電圧切替
- コンセント交換
- 配管延長
- 室外機特殊設置
などで追加工事費が高くなれば、最終的には別のお店の方が安かったということもあります。
エアコンは、
「どこで本体を安く買うか」ではなく、「工事・保証まで含めていくらになるか」
で比較するのがおすすめです。
エアコンは設置場所によって、配管延長・化粧カバー・高所作業などの追加料金が発生します。
「ネットでは安かったのに、工事当日に高くなった」という失敗を防ぐためにも、追加工事の相場を購入前に確認しておきましょう。
ビックカメラで買う前に確認したい5項目
最後に、ビックカメラでエアコンを購入する前に確認しておきたい項目をまとめます。
- 購入する型番は何年保証か
- 無料長期保証の対象商品か
- 6年目以降の保証上限はいくらか
- 標準工事・追加工事はいくらか
- 他店・ネット通販との総額差はいくらか
この5つを確認すれば、
「10年保証だと思っていたのに条件が違った」
「本体は安かったけど工事費で高くなった」
といった失敗をかなり減らせます。
まとめ|ビックカメラの10年保証は6年目以降を確認しよう
ビックカメラのエアコン保証について解説しました。
ポイントをもう一度まとめます。
- 税込10万円以上のエアコンは通常10年保証対象
- 通常の長期保証は商品金額5%分のポイントで加入
- 指定商品なら無料長期保証が付く場合がある
- 6年目以降は購入金額の30%が保証上限
- 30%の中には出張料金も含まれる
- 6年目以降は修理だけでなく買い替えも選択できる
- 故障原因によっては長期保証対象外になる
ビックカメラの10年保証は、
「10年間ずっと同じ条件で全額保証される制度」ではありません。
ここだけは購入前に理解しておきましょう。
一方で、無料長期保証対象商品や買い替えを選べる仕組みなど、ビックカメラならではのメリットもあります。
大切なのは、
「10年」という保証年数だけで購入先を決めないこと。
エアコンは、
本体価格+工事費+保証内容
の3つを合わせて比較するのが失敗しない選び方です。
ビックカメラだけで決めず、ケーズデンキ・ヤマダデンキ・ジョーシン・ネット通販なども比較して、自分に合った購入先を選んでください。










