今回は、カーテンと並んで人気のロールスクリーンについてお話します。
「見た目はスッキリしてるけど、どんな種類を選べばいいの?」
「光が漏れるって聞いたけど、どうすれば防げるの?」
そんな“初めてのロールスクリーン選び”で迷っている方に、
失敗しない取付方法と選び方のコツをわかりやすく紹介します。
1. ロールスクリーンとは?|お部屋をスッキリ見せるアイテム
ロールスクリーンは、布をクルクルと巻き上げて収納できる窓まわりアイテムです。
一番の特徴は「見た目のスッキリ感」。
カーテンのようにヒダがなく、フラットなデザインなので、
お部屋が広く・整って見えるのが魅力です。
✔こんな方におすすめ
- 部屋をシンプルでモダンにしたい
- 小窓や腰高窓をスッキリ見せたい
- 家具や観葉植物を引き立てたい
家具の色や形を際立たせたいとき、ロールスクリーンはまさに最適。
リビングをスタイリッシュに見せたい方にはぴったりの選択です。
2. ロールスクリーンのメリット
✅ シンプルでおしゃれ
装飾が少ない分、壁の一部のように溶け込みます。
北欧・ナチュラル・モダン…どんなインテリアにもマッチ。
✅ 掃除がラク
カーテンのようにヒダがないため、ホコリがたまりにくく、
布をサッと拭くだけでOK。
✅ 小窓やスリット窓にも対応
幅10cmからオーダーできるので、狭い場所にも取り付け可能。
スリット窓に使えば、空間全体の統一感が出ます。
3. ロールスクリーンの「失敗しやすいポイント」
ロールスクリーンは見た目こそシンプルですが、
取り付け方を間違えると後悔しやすい商品でもあります。
❌ よくある失敗例
- 天井付けにしたら「光漏れ」が気になる
- 正面付けにしたら「出っ張って不格好」
- 窓サイズを測り間違えて取り付けできなかった
これらの多くは、取付方法の理解不足が原因です。
次の章で詳しく見ていきましょう。
4. 取付方法の違いを理解しよう
ロールスクリーンの取付方法は、大きく2つに分かれます。
取付方法の違いを比較
ロールスクリーンの取付方法は「正面付け」と「天井付け」の2種類。それぞれの特徴をまとめました。
| 取付方法 | 見た目の特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 正面付け | 窓枠の外側に取り付けるタイプ | 光漏れが少ない/遮光性が高い | 出っ張り感が出る/圧迫感がある |
| 天井付け | 窓枠の内側にスッキリ収まるタイプ | ミニマルでおしゃれ/空間が広く見える | 両サイドにすき間ができ光が漏れる |
※スマートフォンでは横にスライドしてご覧ください。
【正面付け】
窓全体を覆うので光漏れが少なく、遮光性が高いのが特徴。
寝室や西日の強い部屋におすすめです。
ただし、壁から少し前に出るため、厚みが出やすい点には注意。
【天井付け】
窓枠の内側にすっきり収まり、見た目がとてもスマート。
ホテルライクな仕上がりにしたい場合に人気です。
しかし、左右に10〜22mmほどのすき間が生まれるため、
特に遮光生地を使うと光漏れが目立つことがあります。
5. 光漏れを防ぐ便利なオプション
「せっかく遮光生地にしたのに、すき間から光が入る…」
そんな時におすすめなのが、トップフレームとサイドフレームです。
■ トップフレーム
ロールスクリーン上部の巻き取り部分から入る光を防ぐ部品。
裏側に取り付けるので、見た目もスッキリ。
■ サイドフレーム
生地と窓枠の間にできるすき間をふさぐ部品。
両サイドからの光漏れを防ぎ、寝室にも最適です。
💡ワンポイント
ネット注文時は「フレーム付き仕様」または「遮光オプション対応」と書かれているか確認を!
6. 初心者でも失敗しない選び方3ステップ
STEP① 設置場所を決める
「寝室・リビング・子ども部屋」など、目的によって選ぶ生地が変わります。
- 寝室 → 遮光タイプ
- リビング → 採光タイプ(やわらかい光)
- 子ども部屋 → カラーや柄入りで楽しく
STEP② 取付方法を選ぶ
- 光を遮りたい → 正面付け
- スッキリ見せたい → 天井付け
STEP③ サイズを正確に測る
特に天井付けは1cmの誤差で入らないこともあるため、
メジャーで3か所(上・中・下)を測って平均を取るのがポイント。
7. まとめ|「見た目」と「機能性」を両立させよう
ロールスクリーンは、部屋をスッキリ見せるだけでなく、
生地や取付方法を工夫することで快適さもデザインも両立できるアイテムです。
ただし、取り付け方を間違えると「光漏れ」や「サイズ不一致」などのトラブルになりがち。
そんな失敗を防ぐには、
✅ 設置場所に合った生地を選ぶ
✅ 正面付け・天井付けの違いを理解する
✅ フレームオプションで光漏れを防ぐ
この3つを意識すれば、初めてでも安心して取り付けできます。
ロールスクリーンを上手に活用して、
「見た目も機能も満足できる部屋づくり」を実現しましょう。
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