どーも!ペースケです。
今回は年々高くなってきている電気代の一番の割合を占めるエアコンの電気代について検証していきたいと思います。
エアコンは各メーカー毎年11月~4月にかけて新商品が発売されます。
それぞれのメーカーがプレミアムな機種からスタンダードな物まで5種類程度のシリーズが発売されています。
では、ハイグレードなエアコンとスタンダードな安いエアコンとでは電気代の差がどのくらい出るのでしょうか?
金額が高いエアコンの方が省エネ効果は高そうだけど・・・
実はエアコンの電気代の計算はカタログを見れば簡単に計算でき色々な商品と比較が出来るんです。
エアコンの電気代の計算方法
エアコンの使い方は人それぞれです。
・寝る時しか使わない
・暖房が苦手で使わない
・ペットのために24時間付けっぱなし
使う人によってこのように使い方が違うので人それぞれの電気代を計算することは難しいですが、ある一定の条件を決めれば各商品を比較することが出来ますよね。
各エアコンには期間消費電力量という数値がカタログに記載されています。
これは下記の条件でエアコンを運転した時にどれだけの電力を消費するかを表した数値です。
- 外気温度:東京をモデルとしています。
- 設定温度:冷房時27℃/暖房時20℃
- 期間:冷房期間(5月23日〜10月4日)
暖房期間:(11月8日〜4月16日) - 時間:6:00~24:00の18時間
- 住宅:JIS C9612による平均的な木造住宅(南向)
- 部屋の広さ:機種に見合った部屋の広さ
では、ダイキンの商品で電気代の比較をしていきましょう。
この商品は2024年製 ダイキンの最上位クラスのRXシリーズ 6畳用の商品です。
この商品の詳細がコチラです。
(カタログに下のような部分があります)
左下の赤枠で囲んだ部分が期間消費電力量の数値になります。
このエアコンの電気代を期間消費電力量から算出すると
期間消費電力量(年間)594kwh×電力料金単価31円=18,414円
(電力料金単価は地域の電力会社によって異なります。)
そして、ダイキンの一番リーズナブルな商品がコチラです。
そしてこの商品の詳細がコチラです。
この商品の年間の電気代は
期間消費電力量(年間)717kwh×電力料金単価31円=22,227円
(電力料金単価は地域の電力会社によって異なります。)
ダイキンの最上位機種と一番リーズナブルな商品とを比べてみると
22,227円-18,414円=3,813円
となります。
同じ条件で1年間使用すると3,813円の電気代の差が出るという事なのでやはりグレードが高い方が電気代が安いことになります。
エアコン購入時の注意点
今回の計算でエアコンのグレードが高い方が電気代が安くなることが分かりました。
では、電気代だけで比較して購入するのは時期尚早です。
大事なのはエアコン購入代金+電気代で考えるべきです。
エアコンは一度買うと10年は使用することが多いので
購入金額+(年間電気代×10年)
使用頻度が少ないと電気代も安くなるから、リーズナブルなエアコンの方がお得になるわね。
電気代だけで比べるのではなく、購入金額も含めてエアコンを買うようにしてください。
まとめ
エアコンは家で使う家電の中で一番高い買い物の一つになってます。
今回は電気代を注目して検証してみましたが、実際は付加価値(自分が必要な機能)やお部屋の広さに合ったエアコンも大事なポイントになってきます。
総合的に判断してエアコンを賢く買ってください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
エアコンの効きが悪くなると電気代が無駄にかかってしまう恐れがあります。
効かなくなる一番の原因はガス漏れです。
調子が悪いなと思ったら一度相談してみましょう。