天井が低い家にお悩みではありませんか?
天井が高い家は開放感あって憧れますよね。
でも、天井を実際に高くするリフォームには大掛かりな工事や費用が必要なこともあります。
実は、大がかりなリフォームだけでなく、天井を「高く見せる」手軽な方法もあるんです!
この記事では、リフォーム会社の営業マンとして20年以上の経験を持つ私が、以下のポイントをご紹介します
・天井を高くするリフォーム方法
・予算内で天井を高く見せる方法
・おすすめの商品と活用事例
ぜひ最後までお読みいただき、理想の空間作りのヒントを見つけてください!
低い天井を高くするリフォーム
現状の低い天井の構造を確認
今の家の天井が二重天井であれば、天井高を上げることは可能です。
二重天井とは下n画像のような天井の事を言います。
【図1】のように天井裏には配線や換気扇のダクトがあります。
だからそれらを隠すためにダクトの下で天井を作ってるんです。
また天井の構造には高くするために下のような天井もあります。
これは直天井(じかてんじょう)と言って梁やダクトが出る形でボコボコしていますが天井は高くなります。
マンションの場合は【図1】のような仕上げが多いです。
その天井の低さに圧迫感があると感じる方は【図2】のようにリフォームするとは天井が上がります。
ただ、物理的に天井を解体して作り直すことになります。
そのため大掛かりな工事になり、費用もかなり必要です。
中古マンションを買って大規模なリフォームを検討してる方や天井が低い事でかなりストレスになってる方にはオススメです。
天井が少しでも上がれば開放感は間違いなく上がります。
それにより付けたかった照明や家具を置けるようになります。
自分の好きなインテリアを実現できるようになります。
そんな理想の家に近づける為に色々な会社から無料で見積を出してもらい、プランニングもしてくれるサイトもありますので良かったら是非!
部分的に天井を上げる
全体的に天井を上げれなくても一部だけ上げることは出来るかもしれません。
どうしても住宅の構造上の問題で天井を上げれない場合は一部でも上げれないかどうか専門家に聞いてみましょう。
もし上げれるとなった場合は下のような形にする事が出来ます。
これは折り上げ天井といいます。
部屋に開放感が生まれ、広く感じる事が出来ます。
部屋の周辺は梁や換気ダクトで天井を上げれなくても真ん中部分は干渉する物が無ければ上げる事も出来ます。
ただ、こちらも天井を解体してから作り直す必要があるので費用は高価になります。
しかしデザイン性も良いので天井を部屋のアクセントとして利用できます。
写真のように低い部分に埋め込み照明のダウンライトを入れたりすると、より印象が良い部屋に仕上がるでしょう。
低い天井を高く見せるリフォーム
構造上どうしても天井が上げれなかったり、予算的にオーバーする場合は他の方法で天井を高く見せる方法があります。
手軽な方法もありますので良かったら検討してみてください。
扉を高くする
天井高が同じでも垂直面の壁にある商品で天井を高く見せることは出来ます。
まず扉の高さを変える事によって見え方は全然変わります。
ちょっと極端な例ですが天井高2m70㎝の家にある扉で比べてみましょう。
こちらは扉の高さ約2mです。
次に2m70㎝の扉がコチラです。
一目瞭然で2m70㎝の方が天井が高く見えると思います。
このように扉の高さを変えるのも天井を高く見せるテクニックの一つです。
こちらも費用は結構掛かる工事になりますが、開放感が出て、高級感も増し、光の入り方まで変わってきます。
リフォームを検討している方は試してみる価値ありなので一度金額を見積もってくd債。
バーチカルブラインドを付ける
先ほどの扉の高さでかなり見え方が変わる事が分かったと思います。
次の商品は窓に付ける商品です。
窓も比較的大きい面積を占めるので大事な要素です。
そしてこの窓におススメするのがバーチカルブラインドです。
上の写真のような縦型のブラインドです。
写真のように窓よりも上の位置に付ける事によって天井をより高く見せる事が出来ます。
バーチカルブラインド特徴
バーチカルブラインドは人によって好みがありますので特徴を正直にお伝えしましょう。
まずはデメリットはこちらです。
逆にメリットはこのような感じです。
どんな商品でも長所や短所はありますので自分のお好きなインテリアや使い勝手も考えて選択してください。
バーチカルブラインドはオーダー商品になるので取り付けは業者に依頼した方が安心です。
もし金額だけでも知りたい方はこちらのサイトからステップに沿って進むだけで簡単にオーダーで見積金額が出ます。
もちろん注文も出来ます。
カーテンレールの位置を高くする
バーチカルブラインドよりカーテンの方が好きな方も多いと思います。
そういう方にはカーテンレールを窓の高さよりも出来るだけ上に付ける事をおススメします。
これも先ほどの扉と同じですが、カーテンをより上から吊るすことによって窓を出来るだけ大きく見せるためのテクニックになります。
上の写真のように天井からカーテンを吊るすことが出来れば天井を高く見えますね
天井までのミラーを付ける
ミラーは天井を高く見せるだけでなく部屋を広く見せる効果もあります。
全身が映る姿見を玄関によく付ける事がありますが、その鏡も床から天井までの鏡にすればより天井も高く、玄関も広く見えるので非常に効果が高い商品です。
ちなみにミラーは立て掛け式ではなく壁にくっつける方が効果はあります。
壁に取り付ける場合は高さが1m80㎝までなら自分で取り付ける事も出来ます。
下記サイトでは1mm単位でオーダーが可能です。
天井までの高さが2mを超えるオーダーミラーを頼む場合は取り扱いが危ないので必ず業者に依頼しましょう。
リフォームで床・壁の色を変更する
中古住宅を購入する方は壁や床のリフォームをする方も多いと思います。
その時に視覚的に天井が高く見える方法が2点あります。
全て白系で統一する
白は膨張色と言われてますので照明の色や光が入ってくると、より光を反射して物が大きく感じます。
なので白い色で統一すると部屋も広く、天井も高く見えるという事です。
それを分かりやすい例で見て頂くと
こちらが床・建具・天井をダーク系の色で作成したイメージです。
濃い色がアクセントになって非常に格好いいですね。
こちらは同じ部屋ですが床・建具・天井を白系の明るい色で統一しました。
いかがでしょう、どちらが天井が高く見えますか?
このように天井が低い部屋を何とかしたい方は白系で統一することをおススメします。
②壁に縦柄のアクセントクロスを使う
また、もう一つの方法として壁に縦柄の壁紙を使用する方法も天井を高く見せる方法として有効です。
これは前に書いた扉を大きくする方法や鏡を使う方法と同じで、縦方向の柄を持って行くことで天井に向かって広がりを感じるように見えます。
ただ、扉やミラーと違うのは壁は面積が広い事です。
扉やミラーは壁の一部ですが、壁一面全体に縦柄の壁紙を入れる事でより大きい面積になるので効果は高くなります。
しかも、変更するのは壁一面だけなので費用もかなり抑えられます
費用も安く、インパクトもあり、天井も高く見えるという良い事しかない方法になります。
低い家具を置く
先ほどは壁紙を白くするとより良くなるとお伝えしましたが、実際に住み始めた時にその壁が家具で隠れてしまっては意味がありません。
出来るだけ壁を隠さないようにTVボードやソファなどの大きい家具は背の低い物を選びましょう。
天井が低い所に背の高い物を置いてしまうと圧迫感もあり余計に窮屈に感じます。
低天井では圧迫感のない家電を買う
低い天井を照明で高く見せる
天井を高く見せるには照明器具も大事な要素の一つです。
出来るだけ天井に近い所から光を拡散させて、さらに天井も明るく照らすことが出来ればいいでしょう。
種類としては埋め込み照明のダウンライトは天井から出っ張りが無いので天井がスッキリ見えます。
ただ、ダウンライトだけだと照度に少し心配なのでオーデリックのフラットプレートのような照明がおすすめです。
メインの照明にする事で照度もしっかり取れてしかも本体も薄いので天井に溶け込みます。
このオーデリックのフラットプレートに関しては別記事で詳しく説明してますので良かったらこちらもお読みください。
エアコンもスリムな商品を選択
今までお伝えしてきた事を実践しても天井近くに取り付けてあるエアコンがかなり出っ張ってくると台無しです。
エアコンも出来るだけスリムでコンパクトな商品を選ぶようにしましょう。
おススメはダイキンのリソラです。
四角いフォルムで奥行も18.5㎝とかなり薄いのでおススメです。
まとめ
天井が低い時はリフォームで出来るだけ高く見せれる方法があるのは分かっていただけたと思います。
天井を解体して作り直す大がかりなリフォームをすればもちろんですが、クロス張替えだけでも正しくすれば効果は必ず出ます。
リフォームの相談をどこにしていいか分からない人は一度このサイトをご覧になってください。
きっと理想の家に近づけるのに役に立つはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました!