最近の照明は「部屋を明るくするためのもの」だけでなく、空間をデザインするインテリアの一部として選ばれる時代になりました。
中でも日本には、素材・職人技・デザインにこだわる素敵なブランドがたくさんあります。
今回は、インターフォルムやアートワークスタジオと並んで人気の国内おしゃれ照明メーカー5選をご紹介します。
ナチュラル、北欧、モダン、ヴィンテージなど、あなたの部屋にぴったりな照明がきっと見つかります。
1. APROZ(アプロス)

🏭 APROZ(アプロス)とは
東京都荒川区で昭和初期から続く照明メーカー。
のんびり走る都電を見下ろす自社工場で、企画・デザイン・製造・検査・出荷までを一貫して行っています。
🇯🇵 Made in Japanの誇り
海外生産が主流になる中でも、アプロスは日本製にこだわり続けるブランド。
長年、特注照明の世界で培った精緻な加工技術と確かな安全性を活かし、
“本物のものづくり”を大切にしています。
🤝 デザインと製造の距離が近い
デザイナーと職人が同じ空間で作業することで、
アイデアと技術が互いを刺激し合う。
それがアプロスの柔軟で美しいデザインを生み出す理由です。
🎨 少量生産やカラーバリエーションにも対応
企画から出荷までを自社管理しているため、
少量製品やカラーオーダーなど、柔軟な対応が可能。
ひとつひとつの製品に責任とこだわりを持って仕上げています。
🌲 素材と技術が生み出す美しいデザイン
木や真鍮など素材本来の風合いを活かし、
日本の住空間に自然に溶け込む照明を提案。
金属加工や木工技術など、日本の職人技が息づいています。
💡 “あかり”を楽しむという考え方
アプロスが大切にしているのは、光と陰影の美しさ。
「陰を消す」のではなく、陰影を活かす照明をつくることで、
四季を感じるように日々のあかりを楽しむ暮らしを提案しています。
APROZの代表的な照明3選

APROZ(アプロス)まとめ
アプロスの照明は、
機能ではなく「暮らしを豊かにするあかり」を届けるブランド。
どんな空間にも温かく溶け込み、時間とともに味わいを増していきます。
2. SWAN(スワン電器)

💡 SWAN(スワン電器)とは
1968年創業の日本の照明メーカー。
「モノは手先の延長であるべき」 という理念のもと、
職人が手作業で照明をつくり続けています。
✋ 手で考える“アナログなものづくり”
SWANの開発は、計算やマーケティングではなく、手で考えることから始まります。
トライ&エラーを繰り返し、失敗を積み重ねて技術を磨く。
その積み重ねが、真の技術力とノウハウを生み出しています。
🦢 世界一“軽やかなアーム”を目指して
SWANを象徴するのは、片手で滑らかに動くデスクライトのアーム。
「アームマニアであれ」というほど、動きの滑らかさと静けさにこだわり抜いています。
主張しすぎず、それでいて優雅で美しい佇まいが魅力です。
🇯🇵 Crafted in Nippon ― 日本製の誇り
SWANの製品はすべて自社工場で設計・開発・組立まで完結。
部品一つひとつまで丁寧に仕上げることで、
「手作りの日本品質」を貫いています。
🔦 シンプルで機能的、そして深化する光
時代や技術が変わっても、
「よりシンプルに、より機能的に」という基本姿勢は変わりません。
最新の光源技術や素材加工を取り入れながら、
常に一歩先を行く照明を追求しています。
スワン電器の代表的な照明3選



スワン電器 まとめ
SWAN電器の照明は、
派手さではなく“使う心地よさ”を極めた日本のクラフト照明。
長く使うほどに、その“静かな美しさ”が日常に馴染んでいきます。
3. ORRB(オーブ)

💎 ORB(オーブ)とは
株式会社オーブは、照明・ジュエリー・インテリア雑貨など、
暮らしを彩るプロダクトを幅広く展開するデザインブランドです。
表参道と東京ソラマチに直営店を構え、全国200社以上と取引しています。
✨ コンセプト:手の届く“特別感”を
ORBが大切にしているのは、
「手ごろだけれど、特別感を感じる」ものづくり。
他では見つからないオリジナリティのある商品を通じて、
毎日に小さな幸せと楽しみをプラスしています。
💡 照明デザインの特徴
ORBの照明は、ガラス・金属・木・セラミックなど多彩な素材を組み合わせた
上品で存在感のあるデザインが魅力。
特にシャンデリアやペンダントライトは、
ホテルライクな空間やモダンインテリアにぴったりです。
- 素材:ガラス/真鍮/木/陶器/樹脂など
- スタイル:クラシック・モダン・ラグジュアリー
- 特徴:温かみと透明感を両立した光の演出
🛠️ 自社企画・製造による高品質
国内外の工場と連携し、自社で企画から製造までを一貫管理。
照明だけでなく、アクセサリーや時計などの分野でも職人技を活かした商品を生み出しています。
OEM/ODMにも対応し、ホテル・ウェディングの特注照明も多数手がけています。
🛍️ ショップ展開と販売チャネル
- 直営店:表参道・東京ソラマチ
- ECサイト:公式サイト・楽天・Amazon・Yahoo!
- 卸販売:全国約200店舗と取引
アクセサリーやハンドメイドウォッチなど、クリエイターとのコラボ商品も人気です。
ORBの代表的な照明3選



ORB まとめ
ORB(オーブ)は、
「光」と「装い」をデザインするライフスタイルブランド。
手にした瞬間に感じる特別感と、空間を引き立てる上質なデザインで、
日常を少し贅沢にしてくれます。
4.DI CLASSE(ディクラッセ)

🌿 DI CLASSE(ディクラッセ)とは
「光が生み出す癒しの影をデザインする」をコンセプトに、
照明を中心とした“心地よい暮らし”を提案する日本の照明ブランド。
企画・デザイン・製造・販売をすべて自社で行い、
東京・東エリアを拠点に国内外(パリ・ロンドンなど12か国)で展開しています。
💡 光と影のコントラストをデザイン
ディクラッセの照明は、単に空間を照らすだけでなく、
「光の表情」や「影のデザイン」を大切にしています。
壁や天井に映る影までもが“インテリアの一部”になるよう計算されたデザインです。
🕊️ 3つのデザインテイスト
ディクラッセでは、照明を3つのスタイルで提案しています。
お部屋のテイストを揃えながらコーディネートできるのが魅力です。
🌿 Nature di classe(ナチュレ ディ クラッセ)
自然素材や植物モチーフを取り入れたナチュラルスタイル。
木々や葉の影がやさしく浮かび上がる照明は、癒しの空間を演出します。
💎 Barocco di classe(バロッコ ディ クラッセ)
シャンデリアやヴィンテージ調の素材を使ったクラシックスタイル。
“古き良き美しさ”を現代の住空間に取り入れたい人にぴったり。
⚪ Noble di classe(ノーブル ディ クラッセ)
どんな空間にも溶け込むシンプルで上品なデザイン。
時代を超えて長く愛される、飽きのこないスタイルです。
🛋️ 照明を“組み合わせて楽しむ”暮らしへ
ヨーロッパでは天井照明だけでなく、
フロアランプやテーブルランプなどの「セカンドライト」を組み合わせるのが一般的。
ディクラッセもこの文化を日本に広め、
複数の照明で空間に奥行きと立体感を作るコーディネートを提案しています。
🎨 コラボ・アート・多灯レールにも対応
- ムーミンとのコラボ照明や、
- ライティングレール対応モデル、
- インテリアアートシリーズなども展開。
どんなインテリアにも合わせやすく、
「自分らしい光の空間づくり」を楽しめます。
DI CLASSEの代表的な照明3選


ディクラッセ まとめ
ディクラッセは、
光と影のコントラストを楽しむ“感性の照明ブランド”。
お部屋を優しく包み込むあかりで、
心から落ち着ける空間をデザインしてくれます。
5. JOURNAL STANDARD FURNITURE
🛋 ジャーナルスタンダードファニチャーとは

アパレルブランド 「JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」 から派生した、
“ファッションのようにインテリアを楽しむ” をテーマにした家具・照明・雑貨ブランドです。
ベイクルーズグループ(BAYCREW’S)が運営し、
2000年代初頭から代官山を中心に店舗展開。
全国の主要都市(東京・大阪・福岡など)や公式オンラインストアでも人気を集めています。
オリジナルデザイン中心 + 多様なラインナップ
- 自社ブランドとして「WAVY」「PORTO」「TIAGO」「DAFNE」など、ペンダント、シーリング、テーブル、フロア照明など種類が豊富です。
- デザイン性を重視しつつも、日常使いできる実用性も併せ持たせている印象があります。
ナチュラル素材とテキスタイルの使用
- シェードには 綿麻の織物生地 を使って、点灯時にやわらかなテクスチャーを表現。
- 木・ガラス・金属・鉄素材のミックス使いで、素材感のある佇まいが特徴的。
機能性と演出性の両立
- 調光・調色機能を備えたLEDシーリングライトがあり、シーンに応じて光を変えられる。
- 多灯式シーリングライト(複数灯)や可動アームを取り入れた構造のものがあり、空間演出を重視。
- フロアランプに USB コンセント や ワイヤレス充電機能(Qi機能)を搭載したモデルも。
デザインのトーンと空間適応性
- 曲線的デザイン(WAVYシリーズなど)を導入し、遊び心を加えながらもマットブラックなど落ち着いた色調で空間に合わせやすく。
- 自然素材・ナチュラル調の照明もラインアップされており、和室やナチュラル系インテリアとの相性も意識。
“家具ブランド × 照明” の統合提案
- 照明が家具やインテリアと調和するように、家具ブランドとしての風合い・トーンを保ったデザインが多い。
- 照明を「空間のアクセント」だけでなく、家具とともにトータルコーディネートする視点が強い。
ジャーナルスタンダードファニチャー代表的な照明



まとめ:照明は「機能」より「空気感」で選ぶ時代へ
今回紹介したブランドは、どれも「明るさ」だけでなく、部屋の空気を変える照明をつくっています。
インテリアの完成度を一段上げたい方は、
ぜひ照明そのものを主役にする空間づくりに挑戦してみてください。
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